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松屋、営業利益8.6%減 15年3月期 食材の仕入れ単価や人件費の上昇で
牛めしチェーン「松屋」などを展開する松屋フーズが2015年3月期通期決算を発表。営業利益は前期比8.6%減の21億4500万円だった。
牛めしチェーン「松屋」などを運営する松屋フーズは5月12日、2015年3月期通期の連結決算を発表した。新商品開発や増量キャンペーンの販売促進などを積極的に行ったことで、売上高は前期比2.7%増の811億400万円となった。
営業利益は21億4500万円(前期比8.6%減)、経常利益は21億9400万円(同6.7%減)、当期純利益は6億4500万円(同6.4%減)だった。食材の仕入れ単価上昇に伴い原価率がアップしたことや、パート・アルバイト社員の人件費上昇などが影響した。
牛めしやとんかつなど全業態の新規出店は23店舗、撤退は21店舗だったため、前期の店舗数は1043店舗(うちフランチャイズ7店舗、海外7店舗)となった。
業務改善による販売費および一般管理費の効率化を図ることで、2016年3月期通期の連結業績予想については、売上高836億5000万円(前期比3.1%増)、営業利益23億円(同7.2%増)、経常利益24億5000万円(同11.7%増)、当期純利益8億5000万円(同31.6%増)を見込んでいる。
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