焼き鳥チェーンの鳥貴族が6月5日に発表した2015年7月期 第3四半期決算で、累計期間(8月1日〜4月30日)の売上高は前年同期比24.6%増の133億2900万円だった。30店舗を新規出店したほか、前年度に営業外収益扱いだった協賛金収入を契約変更に伴いリベートとして計上したことなどが要因。
上場記念キャンペーンの展開で販管費がかさんだものの、営業利益は38.1%増の7億8600万円に。経常利益は17.0%増の7億8100万円、純利益は2.0%増の3億8800万円だった。同期末の店舗数は220店舗(前期末から+30店)。
同日発表した5月の既存店(直営店ベース)売上高は前年同月比12.8%増で、15カ月連続のプラスとなった。客数は同14.4%増、客単価は1.4%減だった。
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