Mobile Weekly Top10
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1位 | 「カタログインパクトより使用感」〜ソニー、SO504iを語る | ||
2位 | 「そろそろ携帯電話にもリセットボタンを」〜KDDI小野寺社長 | ||
3位 | 504i総力特集 | ||
4位 | 全国の504iシリーズ発売日をチェック | ||
5位 | 「SO504i」、全国各地で発売開始 | ||
6位 | カメラ機能が充実、ストレートタイプのパケット端末「J-P51」 | ||
7位 | Sony Ericsson、ケータイ新製品群を発表 | ||
8位 | モバイルフラッシュ非対応ながら写メール機能を強化「J-T07」 | ||
9位 | 504iを解剖する(2):必ずしも40和音ではない……その秘密 | ||
10位 | ドコモ、FOMA契約のみでPDCも利用できる「デュアルネットワークサービス」開始 |
新発売の携帯を見回すと、NTTドコモの「504iシリーズ」はすべて折りたたみ型。KDDIの「CDMA2000 1x」対応端末もすべて折りたたみ型。昨年から「携帯電話は折りたたみばかりになってしまうのか?」と危惧されていたが、そのおそれは現実のものになろうとしている。
キャリア | 折りたたみ型 | ストレート型(フリップ含む) | 折りたたみ比率 |
ドコモ | 15 | 4 | 78% |
au | 12 | 6 | 66% |
J-フォン | 10 | 7 | 58% |
各通信キャリアの折りたたみ型とストレート型の数をまとめると、上の表のようになる。数字で見ると、“折りたたみ化”に最も熱心なのはドコモで、折りたたみ型の比率は約78%に達している。そしてauが66%、J-フォンが58%と続く。
ただし、これを見て「まだ30%程度がストレート型」だと思うのは早計だ。最新機種の多くは折りたたみ型であり、ストレート型は古い(といっても半年前といったところだが)端末が多い。ドコモでは今年の3月に発売された「R211i」が、最新のストレート端末(3月11日の記事参照)。auでは、2001年12月に発売された「C3001H」が最新だ(2001年12月の記事参照)。
実際のところ、ストレート型は機能面で折りたたみ型に一歩ゆずる端末が多いのである。
各端末メーカーがストレート型から折りたたみ型にシフトする理由はよく分かる。いわく、「メールやWebの利用に適した大画面を搭載するには、折りたたみが不可欠」「折りたたみ型でないと、数が売れない……」。
しかし、ほとんどの端末が折りたたみ型で背面ディスプレイを搭載し、大画面をウリにしており、まさに“ウリ二つ”。何もデザインまで似せなくても……と思うが、機能を追求するとある程度デザインが似てしまうのは仕方のないことなのかもしれない。
折りたたみ型のメリットは確かにあるが、機能だけでなくユニークなデザインが携帯を選択する際の大きな比重を占めるのは確か。その点、ストレート型は“ストレートである”というだけで、ユニークな存在になってしまった。実際、一部のユーザーの間ではストレート型は根強い人気を誇り、ストレート型ながらiアプリに対応した「P503i」などを“レア商品”として扱う店舗も見受けられる。
そんな中、“ストレート型も忘れていないな……”と感じさせるのがJ-フォンだ。先日、ストレート型の「J-P51」が発売され、続いて未来的なデザインの「J-D06"graphica"」もリリース予定(6月11日の記事参照)。ZDNetのアクセスランキングでも、ストレート端末としては珍しいハイエンド端末、J-P51についての記事がランクインした(6月14日の記事参照)。
高機能な折りたたみ型はもちろんけっこう。しかしここまで折りたたみばかりになってしまうと、そろそろ揺り返しが来るのではないか。携帯のボディ色にしても、白や銀、ピンクが多かったが、最近になって“黒”が復権してきた。
今年後半は、どんなユニークなストレート型端末が登場するのか。ユニークなデザインは携帯の大きな評価ポイント。今後の動向に注目したい。
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[斎藤健二, ITmedia]
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