Mobile:NEWS 2003年8月27日 00:48 AM 更新

さあ、FOMAに乗り換え──その前後にやることは

バッテリーの持ちや通話エリアの問題が解決されつつある今、そろそろFOMAにしようか──と考える人も多いだろう。FOMAはムーバとは提供されるサービスが異なることもあり、ムーバからムーバへの乗換えよりも、その前後に気をつけなくてはならないことが多い。

 コンテンツがリッチになるにつれ、そろそろパケット料金がお得なFOMAへの乗り換えを検討しているユーザーもいるだろう。バッテリーの持ちや通話エリアの問題はサービス初期に比べて向上してきたとはいえ、ムーバからすんなり移行できるわけではないことは知っておきたい。ムーバからムーバへの機種変更に比べて、その前後にやることがいろいろとある。

自分が使うエリアで使えるかどうか

 カバーエリアが向上したとはいえ(8月7日の記事参照)、頻繁に使う場所で使えるかどうかは事前に確認しておきたいところ。サービスエリアはドコモのWebサイトや113への電話で大枠は確認できるが、「○○ビルの中」「○○駅の地下」などの細かい確認は現状行えない。

 ドコモショップの中には事前のエリア確認のためFOMAを貸し出しているところもある。こうしたショップを利用して確認できればベストだろう。

利用しているコンテンツがFOMA対応しているか

 ひところに比べて増えてはいるが、iアプリのFOMA対応は遅れ気味なのにも注意が必要だ。ドコモサイトを見ると、iモードサイトでFOMA対応なのは、7〜8割くらいで7月には伸びが若干大きくなっている。筆者の場合、「新潮ケータイ文庫」の電子ブックリーダアプリの「たてがきくん」や、504iSで待ち受け設定にしていた「i-AQUAZONE」、ゲームサイト「ソニックカフェ」や「タイトーG@meパーク」のゲームが使えなくなった。


マイメニューにはムーバ時に契約していたサイト名が残るものと残らないものがある。「残らないものはFOMA対応していないサイトで自動的に解約される」(ドコモ広報)。マイメニューにサイト名が残っていても、FOMAで使う場合には改めて登録する必要がある

※2002年12月2日から同じ番号でムーバからFOMAに契約変更した場合、マイメニューの契約内容が基本的に引き継がれるようになった(契約内容が引き継がれないサイトはについては「週間iガイド」「お知らせ&ヘルプFOMA版」「FOMAのiモード」「マイメニュー引継ぎ」で確認できる)。

 マイメニュー登録したコンテンツがFOMA対応かどうかは、PCのiモードメニューサイトの「ズバッと検索」や、ドコモショップで配布しているiモードコンテンツのガイドブックで調べることができる。

FOMAに契約したら

 FOMAに機種変更すると、引き継がれる設定とそうでない設定があるため、引き継がれないものについては再設定する必要がある。重要なところでは、発信者番号通知サービスやマイメニュー、iモードパスワードなどが引き継がれないため、再設定が必要だ。

 ムーバで使っていたメールアドレスや、「iメニュー」-「オプション設定」から設定した迷惑メール防止用の設定などは引き継がれるので改めて設定する必要はない。

 写真のやり取りを頻繁に行うユーザーなら、友だちのドコモユーザーに「FOMA」に変えたことを知らせておく必要がある。FOMAはiショットには未対応のため、写真付きメールを送る際には「どりーむ・ドコアル」「FOMA映像メールデリバリー」で送ることになるからだ。

 送った相手がドメイン指定受信をしている場合、どりーむ・ドコアルユーザーはフルメールアドレスを、FOMA映像メールデリバリーの場合は「docomo.ne.jp」をあらかじめ受信設定項目に加えてもらわないと届かない。その旨をあらかじめ伝える必要がある。

 自分が写真付きメールを送るときも注意がいる。FOMAからムーバに写真付きメールを送信する際もiショットのように、相手のアドレス宛てに写真を付けてそのまま送っても届かない。「どりーむ・ドコアル」なら、送り先にi@dream.docoal.comを入力して、本文の1行目に相手のアドレスを入力して送信という手順になるし、「FOMA映像メールデリバリー」は、相手のメールアドレスのドメイン部分に2文字加えたアドレス(「@docomo.ne.jp」を「@docomo.mdne.jp」にする)を送信先にすることになる。

 どりーむ・ドコアルを使うなら、i@dream.docoal.comをアドレス帳に入れておき、定型文によく送る相手のアドレスを登録しておくと便利だ。

 なおFOMAからFOMAやPC、J-フォン、au端末には、100Kバイトまでの静止画を添付してメール送信できる(2002年12月10日の記事参照)。ただしキャリアや端末によって受信可能なサイズには制限がある点には注意が必要だ。

やっぱりムーバに戻りたいなら

 利用できないコンテンツもある一方で、ムーバにはないテレビ電話やiモーションコンテンツがあるなど、楽しめる部分も多いのがFOMA。それでも「どうしてもムーバ」に戻りたい場合、2000円の契約手数料を払えば、ムーバに戻せる。この場合、「家族割引などの割引は引き継がれるため、契約しなおすというよりは機種変更的な扱いになる」(ドコモ広報)という。



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関連リンク
▼ NTTドコモ

[後藤祥子, ITmedia]

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