レビュー
写真で解説する「W52P」(機能編)
機能はシンプルだが、個性を演出できる着せ替えパネル「+Panel」や、金属質なボディを生かした高級感を──パナソニック モバイルの第2弾WIN端末「W52P」は、“見た目”にこだわりたいauユーザーに向く、美的な端末に仕上がっている。
+Panel装着時の一例。左から、ジュエルゴールド×ファセットカット(右半分がラインストーン調のデザイン)、プラチナホワイト×プリーツ(なだらかな横向き波線が表現される)、インディゴシルバー×ヘリンボーン(細かく交わるヘアライン加工調のデザイン)、プラチナホワイト×アーガイル(格子状のダイヤモンド柄)、プラチナホワイト×クローシェ(手編みのレースのような柄)、インディゴシルバー×チドリ(チドリ格子柄)
ドコモ向けの「P904i」と似る“美的”な雰囲気で、au版のカスタムジャケット「+Panel」に対応するパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末が「W52P」。
“オンナゴコロ”を存分に演出した前機種「W51P」のイメージを引き継ぎつつ、プレーンなデザインと黒基調(インディゴシルバー)や金基調(ジュエルゴールド)のボディカラーを用意し、老若男女隔てなく、かつ“ちょっと美的に”使える端末に仕上がっている。
主な特徴は、ワイドQVGA(240×320ピクセル)表示対応の2.7インチ液晶、ワイド表示に対応したEZwebなどの各種ツール、有効207万画素のパンフォーカスカメラ、PCサイトビューアーの搭載など。
advertisement
カメラは、P904iのAF+静止画像6軸手ブレ補正付きの約320万画素νMaicoviconに比べると、スペックとしてはかなり劣る有効207万画素のパンフォーカスとなる。ただしスペックが劣る分、裏面のカメラによる“出っ張り”はかなり少なくなっている。そもそもそれほど高機能ではない本機、「携帯にそれほど高い機能は望まないが、所持するモノのデザインにはこだわりたい」というユーザーにとっては、余計な“出っ張り”が少しでも少ない方が喜ばれるだろうとも思われる。
機種名 | W52P |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×102×18.4ミリ(+Panel非装着時。最厚部:21ミリ) |
重さ | 約122グラム |
連続通話時間 | 約220分 |
連続待受時間 | 約270時間 |
カメラ | 有効約207万画素 |
外部メモリ | microSD(別売、最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.7インチ(240×400ピクセル)TFT液晶、最大6万5536色表示 |
サブディスプレイ | 約0.9インチ(96×64ピクセル)白色有機EL |
データフォルダ | 約40Mバイト/1000件(BREW領域含む) |
Eメール保存 | 受信メール:最大1000件 送信メール:最大500件 |
Cメール保存 | 受信メール:最大500件 送信メール:最大300件 |
アドレス帳 | 700件(1件:3番号/3アドレス) |
スケジュール | 300件 |
音楽連続再生時間 | 最長約18時間 |
BGM再生 | ○ |
着信音 | メロディ8曲、着信音10種類 |
日本語入力システム | ATOK for au+APOT |
2タッチ入力 | ○ |
対応サービス | EZ「着うたフル」、EZ「着うた」、EZチャンネルプラス、EZナビウォーク、安心ナビ、EZニュースフラッシュ、EZ FeliCa、EZアプリ、デコレーションメール、Hello Messenger |
対応機能 | PCサイトビュアー、赤外線通信、遠隔オートロック、バイリンガル機能、かんたんモード、でか文字 |
ボディカラー | ジュエルゴールド、プラチナホワイト、インディゴシルバー |
関連記事
- 「W52P」最新関連記事一覧
“凜”としたアルミの高級感、パナモバならではの着せ替えも──「W52P」
メタル素材による質感と内面の華やかさ。左右非対称デザインの背面パネルとともに新機軸の“高級感”を演出するWIN端末がパナソニック モバイルの「W52P」だ。スリムなボディに、着せ替えパネルやワンプッシュオープン機構など同社おなじみの機能も盛り込む。EXILIMにウォークマン、防水ワンセグなど15機種――auの2007年夏モデル
KDDIが夏商戦向けのau端末15機種を発表。5.1Mカメラ搭載の「EXILIMケータイ」や、内蔵メモリを2Gバイトに増強した「ウォークマンケータイ」、防水ワンセグケータイなどが登場した。- 「パナソニック モバイルコミュニケーションズ」関連記事一覧
- 「au」関連記事一覧
ワンプッシュオープンと“ヒカリ”が魅せる。パナモバ初のWIN端末──「W51P」
2002年以来となるパナソニック モバイル製のau端末が「W51P」だ。アンシンメトリーなパネルデザインに、ソフトイルミネーションによる“ヒカリ”の演出を施している。もちろん、「ワンプッシュオープン機構」など同社らしいテイストを盛り込んだ。スリム&コンパクトに進化した“P”の新カスジャケスタイル──「P904i」
薄く小型な、新たな“P”。「P904i」は新機軸のカスジャケスタイルに加え、ヒカリの演出、長時間の音楽再生と対応音楽方式の幅広さ、そしてBluetoothなど、“P”らしさを継承しながら大幅な小型・薄型化を果たした。ワンセグ7機種、デザインコンセプトモデルなど10機種──auの春モデル
KDDIは春商戦向けモデルとなるauの2007年春モデル10機種を発表。ワンセグ端末は7機種、FeliCa対応端末は8機種。au design projectのコンセプトモデルを製品化した「MEDIA SKIN」、シャープの“アクオスケータイ”、初のパナソニック モバイル製WIN端末も登場する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.