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auの「W54SA」に不具合、販売を一時見合わせ
KDDIは2月8日、三洋電機製のWIN端末「W54SA」に不具合が判明し、販売を一時中止すると発表した。一部の端末で、プリインストールされているEZアプリが利用できない場合があるという。
KDDIは2月8日、一部地域で2月7日から販売を開始した「W54SA」に不具合があり、改善済みの端末が準備できるまで販売を一時停止すると発表した。
この不具合は、プリセットしているEZアプリ「ナビウォーク」「助手席ナビ」「地図ビューアー」「Myスケジュール」「ぷよぷよ通DX(体験版)」「ニュースフラッシュ」「QUICPay設定アプリ」「絵しゃべりメール」が「!」表示になり起動しない場合があるというもの。「!」表示が出ない場合は問題なく利用でき、通話や通信、ワンセグ、カメラなどには影響がない。
販売済みのW54SAは894台で、そのうち2~3割に不具合があると見られる。これらの端末についてはユーザーに個別に連絡を行い対応するが、今のところauショップでのソフトウェアアップデートまたは、ユーザーがアプリをダウンロードし不具合を修正する方法を検討している。
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なお、同社の広報部では不具合の原因は製造工程におけるアプリの設定ミスであり、新たに導入したプラットフォーム「KCP+」に関わるものではないとしている。
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