KDDIとJCN、CATVユーザー向け「JCNケータイ」を提供――専用ナカチェンをプリセット
KDDIとJCNは、JCNのCATVユーザーを対象とした「JCNケータイ」を2月10日に発売する。JCNのサービスがより快適に利用できる専用メニュー「JCNケータイアレンジキット」がプリセットされている。
KDDIとジャパンケーブルネット(JCN)は、JCNユーザー向けにCATVサービスがより快適に利用できる「JCNケータイ」を2月10日から提供すると発表した。
JCNケータイには、auのナカチェンサービスを利用した「JCNケータイアレンジキット」がプリセットされており、JCNグループが提供するサービスや特典などが受けられる。また、3月からは録画対応STBに外出先からリモート録画予約を行なうサービスの提供も予定している。
対応機種は「Woooケータイ W63H」「EXILIMケータイ W63CA」「AQUOSケータイ W64SH」の3機種で、今後順次拡大する予定。端末の販売はJCNグループの取り扱い局(JCN市川、JCN小田原、JCN鎌倉、JCN中野、JCNマイテレビ)で行なう。JCNケータイアレンジキットの提供は無料だが、端末代金と契約回線は別途必要。上記機種に限定されるが、機種変更やMNPにも対応する。また、JCNを利用しないユーザーであっても、取り扱い局での預かり対応でJCNケータイアレンジキットを端末にインストールできる。
JCNはJCNケータイの提供を通じて、モバイル、固定、インターネット、テレビを連携させたFMBCサービスの充実を目指す。今後は、GPS機能を使った地域情報の提供、ケータイとSTB間のコンテンツ共有や外出先での録画番組視聴、番組連動キーワード検索のほか、その日の予定をテレビに伝えると音声から情報を認識し、目的地までの経路、交通情報や地域生活情報を表示、au携帯電話への情報送信によりリアルタイムの更新情報も確認できるエージェントサービスの提供も計画している。
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