ウィルコム無線LANオプションが拡充――東海道新幹線で無線LANが利用可能に
「ウィルコム無線LANオプション」が拡充。東海道新幹線のN700系車両と17駅の待合室で無線LANが利用できるようになる。東海道新幹線のエリア内でのみ利用できる年額3000円の専用コースも新設する。
ウィルコムは、オプションサービス「ウィルコム無線LANオプション」を、東海道新幹線のN700系車両と17駅の待合室で利用できるよう3月14日から拡充。東海道新幹線のエリア内でのみ無線LANを利用できる「ウィルコム無線LANオプション エクスプレスエリアコース」を開始する。利用料金は年額3000円となる。
ウィルコム無線LANオプションの加入者は、3月14日から追加料金なしで、東海道新幹線N700系車両や東海道新幹線の全17駅の待合室で、無線LANサービスを利用できるようになる(一部の待合室については3月中に順次サービス提供する)。N700系車内では、1編成あたり最大約2Mbpsでデータ通信ができる。
ウィルコム無線LANオプション エクスプレスエリアコースは、申し出がない限り、1年ごとに契約が自動更新される。契約を解約した場合でも、日割り、月割りにはならない。3月12日から、ウィルコム端末からアクセスできる専用Webサイト(http://w-wlan.jp/)で申し込み受付を開始する。
ウィルコム無線LANオプションは、NTTコミュニケーションズが全国47都道府県の約4000アクセスポイントを提供中のホットスポットで無線LANを利用できるサービス。初期登録料は1500円。利用料金は月額700円または月額1600円(プランによって異なる)。
対応機種は、IEEE802.11 b/a/g方式準拠の無線LAN機器、「WILLCOM D4」「WILLCOM 03」「Advanced/W-ZERO3[es]」「W-ZERO3」など。
なお、WILLCOM 03やAdvanced/W-ZERO3[es]でウィルコム無線LANオプションに加入する場合、専用ソフトウェアの「無線LANツール」を利用することで、無線LANオプションの申し込みや各種設定、ネットワークへの接続が簡単にできる。
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