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空港リムジンバス内のネット接続サービス、6月に正式サービス開始
Wi2と東京空港交通は、成田空港路線・羽田空港路線のリムジンバス内でネット接続環境を提供する「Wi2 Vehicle」サービスを、6月にスタートさせる。車両にはHSDPA端末とモバイルルータを搭載し、PCやスマートフォンなどの無線LAN機器からネット接続が行える。
ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下Wi2、旧アッカ・ワイヤレス)と東京空港交通は3月25日、首都圏各地と成田空港、羽田空港を結ぶリムジンバスの全車両内で、無線LANとHSDPA通信を組み合わせたインターネット接続サービス「Wi2 Vehicle」を開始すると発表した。
リムジンバスからのネット接続サービスは、2008年12月から商用化に向けたトライアルを実施。4月より全バスへの搭載を開始し、6月から有料サービスを本格稼働する。リムジンバスが提供する設置スペースに、Wi2がHSDPA通信機能を持ったモバイルルータを設置し、稼働後もメンテナンスやサポートを行う。
Wi2 Vehicleのスタートによりリムジンバスの利用者は、PCやスマートフォン、携帯ゲーム機などの無線LAN機器を通じて切れ目ないブロードバンド環境が利用できる。Wi2は今後、社内からアクセスできる「バス用ポータルサービス」を用意し、旅行者にホテルや空港の情報など有益なコンテンツを配信する予定だ。
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