「AQUOS SHOT 933SH」を触っていたら、孫社長が……:ふぉーんなハナシ
5月19日は、ソフトバンクとドコモが新機種の発表会を開催したことで、慌ただしい1日となりました。特に午前のソフトバンク発表会は、超過密スケジュール。いつもより殺気立つオーラを発しながら端末撮影をしていたのですが……。
ソフトバンクモバイルが19機種、NTTドコモが18機種、両社合わせて計37機種もの夏モデルを発表した5月19日は、携帯業界にとって慌ただしい1日となった。1日に2キャリアが新機種を発表する“ダブルヘッダー”は最近では珍しくないが(正直勘弁してほしいが)、その中でも今回は特に時間がなかった。
ソフトバンクの発表会が開始されたのは10時。続くドコモの発表会は13時からなので、移動時間を考慮すると、ソフトバンクの発表会場で写真を撮れるのは、30分~1時間程度になってしまう。なので、ソフトバンクの新機種の展示場はいつもより空気が殺気立っており、筆者も限られた時間と集中力をフルに使って担当機種の「AQUOS SHOT 933SH」の写真撮影に勤しんでいた。
933SHの注目機能は、タッチパネル対応の1000万画素CCDカメラ。タッチパネルを使った操作を動画でうまく見せられないか、あれこれ考えていたら、後ろから「ポン」と肩をたたかれた。Mobile編集部のスタッフか知り合いのライターさんかと思い振り向いたら、そこに立っていたのは、なんと孫社長だった。
孫社長は「933SHのカメラはタッチですべての操作ができて、とても使いやすい」と話し、933SHの完成度の高さにご満悦の様子だった。タッチケータイを触っている最中に、まさか孫社長に“タッチ”されるとは思わなかったので、とても驚いた。
発表会で新機種の展示場に社長が姿を現すのは珍しいこと。今回の夏モデルにかける孫社長の意気込みを感じた。しかし一方で、少しでも長い時間、記者たちに会場にいてほしい思惑もあったのでは――と、うがった見方をしてしまうのは筆者だけだろうか。
ともあれ、普段なかなか対面する機会のない孫社長と話せたことで、刺激を得られた。「タッチパネルはiPhoneとどちらが使いやすいですか?」など、突っ込んだ質問ができれば良かったのだが、そこまでの時間と余裕がなかった。次回の発表会はもう少し心に余裕を持って臨みたいので(時間にも余裕を持たせてほしいです)、展示場で孫社長と再会できることを楽しみにしたい。
関連キーワード
ソフトバンクモバイル 2009年夏モデル | AQUOS SHOT 933SH | 発表会 | ソフトバンク | 孫正義 | AQUOS SHOT | ソフトバンクモバイル | ふぉーんなハナシ | タッチパネル
関連記事
- 「ふぉーんなハナシ」最新記事一覧
10M CCDカメラ、ソーラー防水、無線LAN、アルマーニコラボも――ソフトバンクモバイル、2009年夏モデル発表
ソフトバンクモバイルが2009年夏モデルを発表した。今回は1000万画素CCDカメラ搭載機やソーラー充電対応の防水ケータイ、無線LAN対応端末、アルマーニのコラボモデルなど、音声端末16機種を用意。動画や音楽などのエンターテインメントを軸にした新サービスも開始する。「ソフトのバンクだからコンテンツ充実は使命」 ソフトバンク夏モデル発表会
ソフトバンクモバイルの夏モデル発表会では、1000万画素カメラ搭載モデルや太陽電池ケータイなどが登場し、好感度ナンバー“ワン”な「お父さん犬」ことカイ君が発表会デビュー。写真で解説する「AQUOS SHOT 933SH」(外観編)
シャープのケータイカメラの新ブランド“AQUOS SHOT”を冠する「933SH」は、回転2軸ボディ+タッチパネルを使ってデジカメのように撮影できる。パーツやキー配列などはこれまでのシャープ端末らしさを残しつつ、デザインはカメラを強調した。写真で解説する「AQUOS SHOT 933SH」(ソフトウェア編)
「AQUOS SHOT 933SH」のソフトウェアの見どころは“カメラ”と“タッチパネル”。カメラは1000万画素CCDに進化しただけでなく、快適に操作できるタッチUI や、補正、撮り直し機能も強化。タッチパネルはフルワイドVGAサイズで使いやすくなるよう、最適化が図られている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.