“何でも出力できる”「F-04B」向けプロジェクター:ふぉーんなハナシ
ドコモの「F-04B」が斬新なのは、セパレートスタイルだけではない。どんなコンテンツでも出力できる、オプション品のプロジェクターにも注目したい。
NTTドコモの2009年度冬春モデルの中で特に注目を集めているのが、ボディが分離する“セパレートスタイル”を採用した「F-04B」だ。このF-04B向けのオプション品として、プロジェクターも提供される予定。F-04Bのディスプレイ部にプロジェクターを接続すると、F-04Bの画面に表示されたコンテンツを投影できる。
「データをコピーするのではなく投影するのが目的」(NTTドコモ)との考えから、出力できるコンテンツに制限は設けられていない。画面に表示されたコンテンツはすべて投影でき、iモードやiアプリ、ワンセグ、動画、写真などを大画面で楽しめる。例えば、F-04Bにプリセットされた「ドラゴンクエストIII」を出力すれば、ケータイなのにテレビよりも大画面でプレイ、といったことも可能になる。
ちなみに、KDDIが発売したiidaブランドのプロジェクター「Mobile pico projector」では、出力できるデータはワンセグ、EZムービー、フォト、PCドキュメントビューアーに限られ、著作権保護されたコンテンツは出力できない。
プロジェクターのデザインはF-04Bと統一感を持たせており、ボディカラーはブラックを用意(F-04BのWHITEと組み合わせるとアンバランスになりそうだが)。プロジェクターの表面はキー部と同じく窪んでおり、ここに(ディスプレイ裏側の)カメラ部分をはめ込んで取り付ける。Mobile pico projectorのようにケーブル接続する必要はないので、持ち運びやすいのもメリットだ。
出力できる映像サイズはワイドVGA(480×800ピクセル)で、最大約2時間の連続再生が可能。発売はF-04Bと同時期になる予定。F-04Bの購入を検討しているユーザーは、セパレート機構はもちろん、プロジェクターの用途を考えてみるのも楽しそうだ。
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