レビュー

UIは使いやすい? カメラはどう?――写真で見る「Galaxy S」(ソフトウェア編)(1/2 ページ)

Android 2.1を搭載したSamsung電子の「Galaxy S」には、どんなユーザーインタフェースが採用され、どんなアプリが用意されているのか。ホーム画面やウィジェット、カメラ、フォトビュワーなどを紹介しよう。

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 世界21カ国で発売されている、Samsung電子のAndroid端末「Galaxy S」。OSはAndroid 2.1が採用されており、マルチタッチやFlash Lite3.1、ライブ壁紙などを利用できる。ソフトウェア編では、ホーム画面やウィジェット、カメラ機能を中心に見ていこう。なお、本レビュー記事に使用したGalaxy Sは海外向けの端末であり、日本での無線機器の使用を認める「技術基準適合認定」を受けていないので、Wi-FiやBluetoothなどのネットワークには接続せずに検証した。

Samsung電子製「Galaxy S」のグローバル端末

ホーム画面は標準的なUI、アプリ一覧はまるで……?

 Galaxy Sのホーム画面には標準的なAndroidのUI(ユーザーインタフェース)が採用されており、任意のウィジェットやアプリを画面に設置できる。ページは7つあり、左右にフリックすると切り替わる。ホーム画面の何もないところをロングタッチするとサブメニューが現れ、ウィジェットやショートカット、フォルダなどを追加できる。ウィジェットには通常の「Android Widgets」のほか、オリジナルの「Samsung Widgets」もある。

ホーム画面に任意のウィジェットやアプリを設置できる(写真=左端、左中)。プリセットされているウィジェット(写真=右中)。アプリのほか、アドレス帳のデータやブックマークも貼れる(写真=右端)
オリジナルの「Samsung Widgets」も用意されており、時計やカレンダー関連のコンテンツが多い

 画面上部のステータスバーを下へスライドさせると、ほかのAndroid端末と同じく、新着メールや着信履歴などを確認できる通知パネルが現れる。Galaxy Sの通知パネルは、画面上部にWi-Fi、Bluetooth、サイレントモード、バイブレーションの切り替えパネルがあり、ウィジェットを使わずにこれらをオン、オフにできる。

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 ホーム画面右下にある「Applications」をタップすると、アプリ一覧が現れる。1ページに4×4のアプリと、画面下部に4つの固定アプリが並び、左右にフリックしてページを切り替える操作法はiPhoneとよく似ている。初期状態では、2ページ分にわたるアプリがプリセットされている。

通知パネルからWi-FiやBluetooth、サイレントなどの設定が可能(写真=左端)。iPhoneをほうふつとさせるアプリ一覧画面(写真=左中、右中)。アプリ一覧の「Settings」から各種設定ができる(写真=右端)
フォントは4種類ある(写真=左)。ネットワーク関連の設定項目(写真=右)

 キーロックは、初期状態ではディスプレイの点灯後に画面を左から右へフリックすると解除され、ディスプレイが消灯すると再ロックがかかる。これに加え、Android端末ではおなじみの、複数の点を結ぶロック解除パターンも設定できる。

任意の個所に触れて左から右へフリックすると、ロックが一時解除される
Android端末ではおなじみ、解除パターンも設定できる

 壁紙は、Android 2.1から対応した「ライブ壁紙」も利用でき、10種類以上のコンテンツがプリセットされている。

こちらは静止画のプリセット壁紙
アニメーションを楽しめるライブ壁紙
文字入力はQWERTYキーボードとテンキー、手書きに対応。英語の予測変換にも対応している。テンキーでは、各キーを1回タップするだけで変換候補を予測し、スペル訂正機能も備えた「XT9」も利用できる(オフにもできる)

横画面でのQWERTYキーボード
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