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ウィルコム、被災したユーザーへの請求を無料に
ウィルコムは、東日本大震災および長野県北部地震により同社サービスが利用できなくなったユーザーに対し、3~5月分の一切の請求を無料とすることを発表した。解約時の手数料も免除する。
ウィルコムは4月13日、東日本大震災および長野県北部地震によって同社のサービスが利用できなかったユーザーには、一切の料金を請求しないことを発表した。
対象となるのは、契約者住所か請求書送付先住所が、災害救助法適用地域内の太平洋沿岸部にあり、3月12日以降に同社PHSが故障・紛失してサービスが利用できなくなったユーザー。ウィルコム側で通信の利用が確認できなかった場合、3~5月分の一切の利用料金を無料とする。また、4月から9月までに解約する場合の各種解除手数料も、無料とする。
同じ対象地域のうち、震災によって24時間以上サービスが提供できなかったエリアにいたユーザーには、月額基本料やオプションサービス月額料などの固定料金を日割り計算し、次回以降の請求時に返還する。
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