ニュース
KDDI、イリジウム初のGPS搭載モデル「Extreme」を発売
KDDIは、イリジウム衛星携帯電話で初めてGPSを搭載した「Extreme」を4月13日に発売した。位置情報の定期的な通知や、SOSボタンによる緊急メッセージの自動送信が行える。
KDDIは、GPS機能搭載のイリジウム衛星携帯電話「Extreme」を4月13日に発売した。価格はオープンで、市場予想価格は20万円半ば。
イリジウムの衛星携帯電話サービスは、地上の基地局ではなく、上空780キロメートルを周回する66基の人工衛星を経由して通信を行う。カバーエリアは地球全体におよび、災害などで地上の通信設備が使えなくなったエリアでも通信手段が確保できるという。
今回登場するExtremeは、シリーズ初となるGPS機能を利用し、事前に登録した宛先へ位置情報を定期的にEメールで通知できるほか、端末上部のSOSボタンにより現在地や緊急メッセージを自動送信できる。
advertisement
サイズは、アンテナ収納時で60(幅)×140(高さ)×27(奥行き)ミリ、重量は247グラム。ボディは防水・防塵仕様ながら、従来モデルより小型化・軽量化を図った。連続待受時間は約30時間以内で、連続通話時間は約4時間以内。電話帳登録可能数は、本体メモリに100件、SIMカードメモリでは155件。メニュー表示言語は英語や日本語など複数から選択できる。
関連記事
「つながるネットワーク」へのこだわりを、KDDIが説明
通信混雑の緩和技術「EV-DO Advanced」を4月10日から導入するKDDIが、同社の通信品質改善への取り組みを解説した。KDDI、「EV-DO Advanced」を4月10日から開始 通信速度が平均2倍に
KDDIが通信混雑を緩和する技術「EV-DO Advanced」を4月10日から導入。実効通信速度が平均2倍に向上するという。KDDI、「Xperia acro HD IS12S」のソフトウェア更新を開始
auのスマートフォン「Xperia acro HD IS12S」のソフトウェアアップデートが開始された。再起動する場合がある不具合が解消される。「ソーシャルディスカバリー」をもたらすSNS×スマホの可能性
KDDIとFacebookという、通信事業者とSNS大手の連携は大きな関心を集めたが、その後両者はどのような取り組みを行っているのか。現在は学生層向けの施策を中心にさまざまな展開を行っている両者に話を聞いた。KDDI、「お留守番サービスEX」を開始――「4S」ユーザーにはビジュアルボイスメールを提供
KDDIと沖縄セルラーは、auケータイ/スマートフォン向けの留守番サービス機能を拡張するオプションサービス「お留守番サービスEX」を開始する。iPhone 4Sユーザーは「ビジュアルボイスメール」が利用可能となる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.