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ウィルコムとイー・アクセス、製品の相互販売を開始:ソフトバンクグループ
ソフトバンクグループのウィルコムとイー・アクセスは、各社のキャリアショップでお互いの製品を取り扱うと発表した。
ウィルコムとイー・アクセスは1月17日、全国のウィルコムプラザおよびイー・モバイルショップでそれぞれの商品を相互に販売すると発表した。
17日から、ウィルコムプラザでイー・アクセスのモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi」を、イー・モバイルショップではウィルコムの「ENERUS WX03S」「HONEY BEE 5 WX07K」などの音声端末をそれぞれ取り扱う。なおイー・モバイルが販売するウィルコム端末は店舗により異なる。
ウィルコムは現在、ソフトバンクの支援を受けて経営を再建中。またイー・アクセスもソフトバンクの出資を受けて子会社化された。音声通話の定額サービスとモバイルブロードバンドサービスを得意とするグループ企業同士が、製品の相互販売によって店頭ラインアップの強化を図る。
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