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Android、次期バージョンで「Bluetooth Smart Ready」にネイティブ対応へ

AppleのiOSやMicrosoftのWindows 8が既に対応しているBluetooth LE対応スマート端末との接続に、GoogleのAndroidが次期バージョンでネイティブ対応する。

 Bluetoothの統括団体であるBluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は5月15日(現地時間)、米Googleが数カ月中にリリースする次期AndroidでBluetooth Smart ReadyおよびBluetooth Smartにネイティブ対応すると発表した。

 Bluetooth Smartは、Bluetooth 4.0に追加された低消費電力通信規格の「Bluetooth Low Energy(LE)」に対応するスマートウォッチやヘッドセットに表示できるロゴ。ソフトバンクが今夏提供する予定のリストバンド型のヘルスケアアクセサリー「Fitbit Flex」もBluetooth Smart製品だ。Bluetooth Smart Readyは、こうしたスマート端末と接続できるホスト側端末であることを示すロゴだ。


Bluetooth Smart(左)とBluetooth Smart Ready(右)のロゴ

 Android端末の中には韓国Samsung ElectronicsのGALAXY S4など、既にBluetooth Smartに対応するものもあるが、OSがネイティブで対応することにより、Androidアプリや周辺機器メーカーは、Android SDKのAPIに対応させるだけでAndroid端末向けにBluetooth Smart対応製品を提供できるようになる。

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 Googleが開発中のメガネ型コンピュータ「Google Glass」の現行プロトタイプもBluetooth 4.0に対応しており、Android端末およびiOS端末とBluetoothで接続できる(Google Glassのヘルプより)。

 米AppleのiOS、米MicrosoftのWindows 8、カナダBlackBerryのBlackBerry 10が既にBluetooth Smart ReadyおよびBluetooth Smartをサポートしている。

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