写真で解説する「らくらくスマートフォン2 F-08E」(2/2 ページ)
ドコモの「らくらくスマートフォン2 F-08E」は、従来モデルの使いやすさをそのままに、大画面化、薄型化、そしてXi対応を果たしたシニア向けのAndroidスマートフォンだ。
Xi版らくらくパケ・ホーダイの追加とLINEアプリが利用可能に
ソフト面での進化は前述の通り、展示されていたのがモックアップだったため、実際に画面で確認することはできなかった。ただ、発表によると、しゃべってコンシェルを搭載し、カメラ関係のUIを改良、音声読み上げ範囲の拡大などを図っているとい。
また、Xi対応となったため、従来のらくらくスマートフォン向けのパケット料金プランに加えて、Xi用の「XIらくらくパケ・ホーダイ」を用意した。FOMA向けの「らくらくパケ・ホーダイ」同様に毎月2980円で利用できるが、当月の利用データ量が500Mバイトを超えると最大通信速度が128kbpsに制限されるという点も共通となっている。
今回のドコモ夏モデル発表会ではドコモとLINEの協業が発表され、その中で、らくらくスマートフォンでもLINEアプリが使えるようになることもアナウンスされた。らくらくスマートフォンはAndroid OSを搭載しているが、Googleアカウントを使わない仕様のため、Google Playにアクセスできない。そのためこれまでは、らくらくスマートフォンでLINEアプリを使うことができなかった。
会場の説明員によると、らくらくスマートフォン向けLINEアプリはドコモのdマーケットからダウンロードする形になるという。らくらくスマートフォンはdマーケットの利用は可能なため、らくらくスマートフォンでもLINEが使えるようになる。また、らくらくスマートフォンのユーザー層にはあまりLINEへのニーズが高くないように思われるが、「孫がLINEをやっていて、その孫とLINEでコミュニケーションを取りたいというシニア層の声がある」(説明員)という。
アプリはまだ開発段階だが、無料通話と無料スタンプなど、基本的な機能に限定したアプリになるとのことだ。
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