NTT西、「光ポータブルLTE」のレンタル提供を8月1日から
NTT西日本は、「光ポータブルLTE」のレンタルを開始する。屋内でフレッツ光対応無線ルーター、屋外でモバイルルーターとして使えるデバイスがLTEに対応した。
NTT西日本は、「光ポータブルLTE」のレンタル提供を8月1日から開始する。microSIMを利用し、本体サイズは96(幅)×67(高さ)×16(奥行き)ミリ、重さは120グラム。1インチ(128×96ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載してステータスを表示する。バッテリー駆動時間は、連続通信時(LTE)で約8時間、連続待受(休止状態)で最大500時間だ。標準でクレードルが付属し、有線LANケーブルを接続できる。
屋内でフレッツ光に対応する無線ルーターとして使えるほか、屋外に持ち出してLTE対応のモバイルルーターとして利用できる。NTT西日本では、光ポータブルLTEのレンタル提供開始に合わせて、フレッツ光とモバイルデータ通信サービスをセットにした「フレッツ光モバイルパック」LTE対応プランを追加する。
光ポータブルLTEのレンタルには、フレッツ光の契約が必要になる(そのため、フレッツ光を解約すると光ポータブルLTEのレンタルも解約となる)。また、光ポータブルLTEで利用するモバイルデータ通信契約も別途ユーザーがする必要がある。ただし、光ポータブルLTEは、SIMロックフリー対応なので、ユーザーに利用条件に合わせた通信事業者やSIM料金プランを自由に選べる。
初期費用は無料で、レンタル料金は月額で315円。このほか、フレッツ光月額利用料金とユーザーが契約したモバイルデータ通信利用料がかかる。NTT西日本が光ポータブルLTEを提供する地域は、富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県だ。
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