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日本通信、NTT東の「光ポータブル」向けにb-mobile SIMを提供
日本通信は、ドコモの3G網を利用できる「b-mobile SIM」を、NTT東の「光ポータブル」向けに提供すると発表した。フレッツ光のオプションとして、月額1560円のモバイル通信サービスが利用できる。
日本通信は1月27日、東日本電信電話(NTT東)のフレッツ光向けに、ドコモの3G網を利用できるSIMカード「b-mobile FMC for フレッツ光」を提供すると発表した。
NTT東は2月から、b-mobile FMC for フレッツ光を同社FTTHサービスのオプションとして販売する。価格はISP料金込みで1560円。ただし、上り/下りの最大速度が100kbpsに制限される。
使用には別途モバイルWi-Fiルーターの「光ポータブル」(月315円)が必要。例えばブロードバンド回線にマンションタイプの「フレッツ光ネクスト集合住宅」(月3570円)を選択した場合、b-mobile FMC for フレッツ光(月1560円)と光ポータブル(月315円)を合計5445円で利用できる。
日本通信代表取締役社長の三田聖二氏は今回の提携について、「MVNOは膨大な投資なしで、すでにあるキャパシティーを付加価値として市場に適用する事業モデル。固定通信事業者の将来を守るにはモバイル通信を自由に使えることが不可欠だが、MVNOの利用なしでそれを実現することは不可能。総務省の目的である、日本経済再興のための世界一の通信環境と本格的なFMCの実現を、ドコモとの相互接続からわずか3年で市場から認められたことは光栄です」とのコメントを発表した。
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