Twitterの公式モバイルアプリにプッシュ通知利用の2要素認証機能
TwitterのAndroidおよびiOSアプリがアップデートされ、ログインでの2要素認証を利用できるようになった。電話番号の入力は必要なく、Twitterからのプッシュ通知を認証する仕組みだ。
米Twitterは8月6日(現地時間)、AndroidおよびiOS向けの公式アプリをアップデートしたと発表した。このアップデートで、ログイン認証機能が追加され、画像関連のユーザーインタフェースが改善された。
ログイン認証機能
Twitterは5月に、デスクトップのWebアプリのアカウント設定に2要素認証を有効にするオプションを追加した。
今回のアップデートで、モバイル端末からのログイン認証が可能になった。5月に発表された段階では、電話番号を入力し、その番号宛の6桁の認証コード入りSMSを受け取ってこれを利用する必要があったが、電話番号の入力が必要なくなった。
ログイン認証をオンにすると、ログインする際にTwitterからプッシュ通知が届くようになり、このリクエストを認証してログインする。
ログイン認証を設定する具体的な方法は、既に日本語の公式ブログに分かりやすい説明があるので、そちらを参照されたい。
画像関連の改善 検索結果の画像の一覧など
検索結果で表示される画像のサムネイルをタップすると、フルスクリーンで表示され、フリップすると検索結果の画像を連続で表示できる。また、「画像をもっと見る」を選択すると、検索結果の画像を表示するフォトギャラリーが表示される。また、iOS版ではユーザーのプロフィールページにもフォトギャラリーが表示されるようになった。
この他、検索機能に8月2日にデスクトップのWebアプリに適用された検索結果のユニバーサル表示がモバイルにも反映され、リストの管理機能が強化された。
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