ニュース
ドコモ、「Tizen」搭載スマホの発表を延期
ドコモは、2013年度後半に発表するとしていた「Tizen OS」搭載スマートフォンの提供を当面見送ると発表した。
NTTドコモは1月16日、2013年度内の商品化を目指していた「Tizen OS」搭載スマートフォンについて、発表を延期すると発表した。市場を取り巻く環境の変化に鑑み、導入を当面見送るという。
Tizenは、IntelとSamsung電子が2011年秋に発表したLinuxベースのモバイル向けOS。ドコモは開発者団体のTizen Associationにボードメンバーとして三画しており、2013年2月のMobile World Congress 2013で「2013年後半をめどにTizen端末を発表する」と表明していた。
Tizen Associationには、Intel、Samsung電子、ドコモのほか、端末メーカーのHuaweiと富士通、通信事業社のVodafone、Orange、KT、SK Telecom、LG U+らが主要メンバーとして名を連ねている。
advertisement
関連記事
どうなるTizen、どうするTizen
Tizen Associationは、Tizenの最新動向を説明するラウンドテーブルを開催し、NTTドコモの杉村氏が、そのメリットと搭載端末投入の見通しに言及した。NTTドコモ、今秋にもTizenスマホを発売へ――端末上でdマーケットのサービスも展開
Tizen Associationが「Tizen 2.0」を発表。NTTドコモは、2013年後半をめどに端末を発表する予定であるとした。dマーケットのサービスもTizen端末上で提供するという。モバイル向け新オープンソースOS「Tizen」 IntelとSamsungが主導
LiMo FoundationとLinux Foundationがスマートフォンやスマートテレビなど各種デバイスへの搭載を想定したLinuxベースのソフトウェアプラットフォーム「Tizen」を発表。オープンソースプロジェクトで、IntelとSamsungが開発の中心を担う。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.