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Apple、iOS 8プレビューページでAirPlayのP2Pなど新機能を解説
同じWi-Fiネットワークに接続しなくてもiPadからApple TVにストリーミングできるAirPlayのP2P機能など、WWDCの基調講演では紹介されなかった新機能についても知ることができる。
米Appleの公式サイトにiOS 8のプレビューページが開設された。6月2日から開催のWWDCで発表された11の新機能についての一般ユーザー向けの説明が載っている。
HomeKitや通知センターなどの主な新機能については既に別記事で紹介したが、さらに詳しい解説を読める。
例えば「Enterprise」では、AirPlayのP2P機能が紹介されている。現行のAirPlayでは、iOS端末のコンテンツをApple TVなどのAirPlay対応端末でストリーミングするためには、ストリーミング先と同じWi-Fiネットワークに接続する必要がある。iOS 8ではこの作業を省くことができ、例えば取引先の会議室のテレビにApple TVが接続されていれば、Wi-Fiのパスワードを聞いたりせずに持っていったiPadなどに用意したプレゼン資料をテレビで表示できる。
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本稿執筆現在、日本のAppleの公式サイトにはこのページはまだないが、近いうちに公開されるだろう。
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