ニュース
Motorola、エントリー端末「Moto E」の新モデルを149ドルで発売
Lenovo傘下のMotorolaが、昨年5月に発売したエントリー端末「Moto E」の新モデルをLTE対応で発売した。画面サイズやCPUがアップグレードし、フロントカメラも追加されたが、3Gモデルであれば価格据え置きだ。
中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは2月25日(現地時間)、昨年5月に発表したエントリー端末「Moto E」の新モデルを発表した。先代よりディスプレイが大きくなり(4.5型)、LTEに対応した他、CPUなどのスペックも上がった。価格はLTEモデルは20ドル高い149ドル(約1万7000円)だが、3Gモデルであれば119ドルと据え置きだ。同日に50カ国以上で発売された(日本は対象外)。
最新のAndroid 5.0 Lollipopを搭載し、先代にはなかったインカメラも追加された。色は白と黒の2色だけだが、19.99ドルの“バンド”(3色セット)や“グリップシェル”で着せ替えられる。
機種名 | 旧モデル | 新モデル |
---|---|---|
OS | Android 4.4(発売時) | Android 5.0 |
ディスプレイ | 4.3インチ(540×960) | 4.5インチ(540×960) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 200(1.2GHzデュアルコア) | Qualcomm Snapdragon 410(1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 1Gバイト | 同左 |
ストレージ | 4Gバイト | 8Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大32Gバイト) | 同左 |
メインカメラ | 500万画素 | 同左 |
インカメラ | なし | VGA |
サイズ | 124.8×64.8×12.3ミリ | 129.9×66.8×5.2~12.3ミリ(カーブあり) |
重さ | 142グラム | 145グラム |
バッテリー容量 | 1980mAh | 2390mAh |
ネットワーク | 3G | 3G/LTE |
関連キーワード
LTE(Long Term Evolution) | Motorola(モトローラ) | Android 5.0 | レノボ
関連記事
OS別世界スマートフォン市場シェア、AndroidとiOSが96.3%に──IDC調べ
IDCによると、2014年通年のOS別スマートフォンシェアランキングで、1位のAndroidと2位のiOSを合わせると96.3%と寡占状態で、Windows Phoneは2013年よりさらにシェアを減らし、2.7%だった。レノボ・ジャパン社長、Motorola買収完了でコメント
スマートフォン「Moto X」やスマートウォッチ「Moto 360」などのMotorola製品は日本市場にも登場するのだろうか。Lenovo、スマートフォン出荷台数がPCを初めて上回る
世界でのPC出荷台数で長く首位に立つ中国Lenovoが、4~6月期のスマートフォン出荷台数が1580万台になり、PCの出荷台数(1450万台)を初めて超えたと発表した。Motorola、129ドルのAndroidスマートフォン「Moto E」を発売へ
近く中国Lenovo傘下になるMotorola Mobilityが、新興国市場向けのAndroidスマートフォンを129ドルで発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.