“仕事にスマホ“役立てられている?:R25スマホ情報局
仕事の効率化を図るのに欠かせない身近なアイテムといえば、スマホ。「ビジネスシーンでスマホを活用している」と答えた100人に、実際にどのような使い方をしているかを聞いてみた。
新年度がスタートするこの時期こそ、仕事でのステップアップを目指したい! 仕事の効率化を図るのに欠かせない身近なアイテムといえば、スマホだ。デフォルト機能はもちろん、ビジネスで役立つアプリもたくさんあるので、上手に活用したいところ。今回は20~30代のビジネスマン224人(男女各112人)を対象にアンケートを実施(協力:アイ・リサーチ)。「ビジネスシーンでスマホを活用している」と答えた100人に、実際にどのような使い方をしているかを聞いてみた。
まずは、スマホのデフォルト機能での活用法について(複数回答)。
- 1位 会社のメールがスマートフォンでも見られるようにしている 55%
- 2位 カレンダーに仕事の予定を書き込み、スケジュール管理をしている 44%
- 3位 会議中に描かれた白板などをカメラで撮影して記録している 26%
- 4位 会議の内容をメモ機能を使って記録している 22%
- 5位 録音機能で会議を録音している 18%
スマホには、特別にダウンロードしなくても、使い方によっては仕事で活躍する機能がたくさんある。移動中や外出先でも時間を無駄できないビジネスマンにとって、メールの転送や、カレンダーを使ってのスケジュール管理などは“あたりまえ”の活用法となりつつある。また、会議の記録媒体としても一役買っているようだ。
続いてはアプリ。今回の調査で、「仕事に役立つアプリを使っている」と答えた人は100人中64人。とくに、「Evernote」「Dropbox」「Google ドライブ」をはじめとしてファイル共有アプリを使っている人が目立った。そのほか具体的な機能で挙がったのは、英語翻訳や名刺管理のアプリ。また、デフォルト機能でもできるスケジュール管理を、専用アプリを入れてより快適にこなしている人も。マニアックなところでは、「筋肉の名前がわかるアプリ」という回答があった。専門職に就いている人にとっても、分厚い専門書を持ち歩かずとも手軽に持ち運べるスマホアプリは役立っているようだ。
ここで今回のアンケートで具体名が挙がった、ビジネスに役立つアプリを2つ紹介しておこう。
Evernote(無料版あり・Android/iOS対応)
クラウド上のスペースに、メモや画像、音声などさまざまな形式のデータを集約して管理できる。また、Evernoteに保存したメモは、ほかのEvernoteユーザーと共有したり、Webで一般公開したりすることも可能。会議の議事録のとりまとめや、名刺の管理にも使える。
Bizcaroid Lite(無料版あり・Android対応)
カメラで名刺を撮影すると、名刺に書かれた名前、会社、部署、役職、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、ウェブサイトなどを文字認識機能で読み取り、自動的に電話帳に登録してくれる。読み取りは日本語だけでなく、英語や中国語など7カ国語に対応。
今回の調査結果を見ると、スマホを駆使して仕事に活用できているビジネスマンは、意外と少ない印象。とはいえ、「携帯はプライベートで使うもの」というイメージが強かった時代は、とうの昔。通話機能だけの宝の持ち腐れにならないよう、この機会に活用法を見直し、スマホをしっかり役立てよう!(村部春奈/H14)
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