小さな小さなスマートフォン「SmartGear49」で「CDレコ Wi-Fi」が使えるか試してみた(2/2 ページ)
ギーク心をくすぐる腕時計型のガジェット。今回はスマートウォッチ“フォン”「SmartGear49」の実力を、アイ・オー・データ機器「CDレコ Wi-Fi」で試してみた。
いざ取り込まん
接続した次の問題は、ちゃんと楽曲を取り込めるかどうかだ。SmartGear49のメインメモリは1Gバイト、プロセッサはMediaTek製MTK6572(1.3GHzデュアルコアCPU)で、エントリークラスの格安スマホと同じようなスペック。処理能力的には大丈夫だと思うのだが……。
恐る恐る「取り込み開始」ボタンをタップしたところ、心配をよそに楽曲が取り込まれていった。なお、取り込みの際、音質設定や保存先フォルダを選択できる。SmartGear49でどこまで高音質なものを再生できるか分からなかったため、音質は「標準(128kbps)」、保存先はmicroSDメモリーカード内の「music」フォルダに設定した。
取り込みにかかる時間は1曲につき1分20秒程度。もちろん曲の長さによって異なるが、今回は約18分ほどかけて再生時間約50分のアルバムを丸々取り込めた。
最後の問題は再生できるかどうかだ。まずはCDレコアプリ内で再生してみたところ、無事に再生できた。CDレコアプリの売りの1つである「歌詞表示機能」も正常に働いていた。
この調子でガンガン曲を取り込んでいけば、“ちょっとお出かけ”の際に、年々大型化するスマホを持ち歩かず、また通信を確保しながら、ミニマムな構成で音楽を楽しめる。
もちろん、普通のスマートウォッチでも便利なアイテムだ。最近では、CDドライブ非搭載のPCも増えている。PCレス、ケーブルレスで、手持ちのCDからスマホに楽曲を取り込めるCDレコ Wi-Fiは、そのような状況にマッチした製品だといえよう。
PCにも接続できると、なお良いのだが……。
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