Zenfone 2の「美人エフェクト」はセルフィー時代の思いやり!:使わなきゃ損(1/3 ページ)
自撮りがもっと楽しく美しくなる「Zenfone 2」の「美人エフェクト」。インカメラだけでなくメインカメラでも使えるこの機能を試してみた。
COMPUTEX TAIPEIの開催前日である6月1日、ASUSのプレスカンファレンス「Zensation」が台湾で開催された。その中で次期スマートフォンとして「ZenFone Selfie」が発表されたのは記憶に新しい。
ZenFone Selfieは、5.5型(1080×1920ピクセル)のIPS液晶とプラットフォームにAndroid 5.0を搭載したスマートフォンだ。最大の特徴は、メインカメラのみならず、インカメラにも1300万画素のカメラを持ってきたこと。オプションでスタンド付きリアカバーを用意するなど、その名の通り“自分撮り”機能を強化したモデルとなっている。短い時間ではあったが実機を試した感じは非常に良好で、登場が待ち遠しい仕上がりとなっていた。
実はこの台湾取材には、同じくASUSのZenFone 2を持って行った。もともと現地で快適なLTE環境を手に入れるために、LTEのBand 28(700MHz帯)をサポートした端末が必要だったのだ。
台湾の空港で手に入れた中華電信の3G対応SIMカードも快適だったが、市内で購入した台湾モバイルのLTE対応SIMカードはさらに快適。通信面の不安もなくなり、おかげでトラブルもなく過ごすことができた。となれば、現地でもスマホを握りしめている時間も増える。現地からSNSにアクセスする頻度も高まり、比例してカメラの利用頻度も上がるのだが、このとき、Zenfone 2のカメラ機能である「美人エフェクト」に非常にお世話になってしまったのだ。
台湾でZenFone 2の「美人エフェクト」が大活躍
「美人エフェクト」とは、撮影時に顔を検出し美肌にしてくれるという機能だ。血色がよく見えるチーク、毛穴が消えるファンデーション、顔全体が明るくなるフェイスパック、目ヂカラがアップする目の強調機能、さらには顔をほっそりと細く見せる機能までそろっている。あらかじめ効果を確認しながら設定できるという、女性必見の撮影モードなのである。
端末を手にした当初は「こういう機能って最初は面白がって遊ぶけれど、結局使わなくなるんだよね」なんて思っていた。しかし、フタを開けてみれば違っていた。今やZenFone 2で撮る前に美人エフェクトが有効かどうか確認してしまうほど出番が多くなり、インカメラを使った撮影を存分に楽しんでいるのだ。
もちろん次期モデルのZenFone Selfieにも美人エフェクトは用意されており、全体の使用感含めさらに強化されている。となれば、今ここでZenFone 2の美人エフェクトにフォーカスし、その魅力をお届けしておかねばなるまい、と思った次第である。
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