ニュース
BQ、4.5型および5型のUbuntu端末を日本を含む世界に向けて発売
スペインBQが、4.5型と5型の製品版Ubuntu端末を世界で発売すると発表した。出荷情報ページには日本も表示されている。
スペインの携帯電話メーカーBQは8月8日(現地時間)、2月に発表した初の製品版Ubuntu端末「Aquaris」シリーズを世界に向けて発売すると発表した。
UbuntuのスマートフォンOSは、英Canocnicalが2013年に発表した。ARMおよびIntelのx86をサポートする。Aquaris for Ubuntu Editionは、製品版としては初のUbuntu端末だ。
4.5型の「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」は169.99ユーロ(約2万3000円)、5型の「Aquaris E5 HD Ubuntu Edition」は199.99ユーロ(約2万7000円)。
advertisement
技適マークを取得しているかどうかは確認できていないが、出荷情報ページには日本も含まれている。
ただし、LTEはサポートしない。サポートするネットワークはHSPA+(900/2100)およびGSM(850/900/1800/1900)となっている。
機種名 | Aquaris E4.5 Ubuntu Edition | Aquaris E5 Ubuntu Edition |
---|---|---|
OS | Ubuntu Phone | 同左 |
ディスプレイ | 4.5型(540×960、240ppi) | 5型(720×1280、294ppi) |
CPU | Cortex A7(1.3GHzクアッドコア) | 同左 |
RAM | 1Gバイト | 同左 |
ストレージ | 8Gバイト | 16Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大32Gバイト) | 同左 |
メインカメラ | 800万画素 | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 | 同左 |
サイズ | 137×67×9ミリ | 142×71×8.65ミリ |
重さ | 123グラム | 134グラム |
バッテリー容量 | 2150mAh | 2500mAh |
色 | 黒のみ | 同左 |
ネットワーク | LTE非対応 | 同左 |
関連記事
初の製品版Ubuntu端末、スペインBQが170ユーロで発売へ
CanonicalがUbuntuをモバイル対応させると発表してから約2年。ようやくUbuntu搭載スマートフォンの製品版が欧州で発売される。価格は169.90ユーロ(約2万3000円)と、競合するTizen端末やFirefox OS端末より高めだ。モバイル対応Linux「Ubuntu 13.10」リリース 来年には搭載端末登場か
Canonicalが、モバイルにも対応するLinuxディストリビューション「Ubuntu 13.10」をリリースした。Ubuntuのコンセプト端末「Ubuntu Edge」プロジェクト始動
Canonicalが、Ubuntu phone OS搭載のスマートフォン「Ubuntu Edge」を開発するためのクラウドファンディングプロジェクトをIndiegogoで立ち上げた。830ドル出資すると、2014年5月に端末を入手できる見込みだ。タブレット向けUbuntuインタフェース登場――開発者向けプレビュー版は21日に公開
英Canonicalが、「Ubuntu」のタブレット向けインタフェースを発表した。2月21日に公開予定の開発者向けプレビュー版「Touch Developer Preview」の一部となり、「Nexus 7」と「Nexus 10」にインストールできる。噂の「Ubuntu Phone」がCESに登場 創業者自らが軽快動作のOSをデモ
AndroidでもTizenでもない、Linuxベースの新たなスマートフォン用OS、「Ubuntu Phone」が動作しているのをCESのDigital Experienceで見つけた。実際にどのような動きを見せるのか、動画とともに確認してほしい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.