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ソフトバンク、災害時に家族の居場所を確認できる「みまもりマップ」を5月以降に提供
ソフトバンクは、災害発生時などに家族間の居場所をマップで確認できるほか、安否情報の確認・共有を行える「みまもりマップ」を5月以降に提供開始する。
ソフトバンクは、3月9日に災害時などに家族間の居場所や安否情報を確認・共有できる「みまもりマップ」を発表した。利用料金は無料で、提供開始は5月以降を予定している。
家族などをグループ登録しておけばお互いの居場所をマップで共有できるほか、学校や病院など指定したエリアに到着、または指定のエリアから出発した場合に通知する。災害発生時は該当エリアにいるサービス利用者へ災害情報が通知され、「無事」「危険」といった安否情報と現在の居場所をマップでメンバーに共有することもできる。
災害発生時などに「SOS」を選択すれば、自分の居場所を近くにいるサービス利用者のマップに表示して救援を求めることも可能。大きな音で周囲に救援を求められる「SOSブザー」も利用できる。
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ソフトバンク、Y!mobileユーザーは月額500円の「スマートフォン基本パック」、月額500円の「iPhone基本パック」、月額200円の「位置ナビ」のいずれかに加入ればグループ管理者となり、各種機能に加えグループへのメンバー登録・編集も行える。他社のスマートフォンユーザーもグループ管理者からメンバー登録をされれば機能を利用可能だ。価格は全て税別。
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