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ソフト更新で「TONE」のバッテリー持ちが約2倍に――「Pokemon GOに最適な“進化”するスマホ」(石田社長)(2/2 ページ)

「TONE(m15)」に大幅アップデート「TONE software 2.0」配信開始。ファームウェアやアプリなど、さまざまな改善でバッテリー持ちが2倍に。そしてPokemon GOに最適な理由とは?

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 TONEは「買ってからも進化するスマホ」というコンセプトを掲げており、旧機種の「TONE(m14)」にもソフトウェアアップデートを実施する予定だ。しかし、m15ほど大幅なものではなく、サポートサービスの1つ「遠隔サポート」を家族間で行える機能を追加する。


本体の買い換えを促すキャンペーンも

 このように購入後も2~3年は最新ソフトを提供する方針のTONEだが、ハードの制限もあるため、最新モデルに機種変更すると、月額基本料金を6000円分割引くキャンペーンも用意し、スマホそのもののアップデートも推進する。

ポケモンに合わせて“進化”するTONE

 世界的なブームとなっているPokemon GO(ポケモンGO)。石田社長によると、日本での配信開始に合わせてユーザーの歩数情報がアップするなどTONEの利用動向にも変化があったという。石田社長は「TONEは歩くとTポイントがもらえるので、ポケモンGOをプレイするのにぴったり」とアピールする。

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Pokemon GOの配信に合わせてユーザーの歩数がアップした

 さらに子供がポケモンGOを遊ぶ際にも「TONEが最適」という。これは歩きスマホを検知すると警告を出す機能や危険な場所への接近を警告するジオフェンス機能、使えるアプリを制限したり、使える時間を制限したりできる管理機能を持つためだ。加えて今回のアップデートでバッテリー性能もアップするなど、「政府(内閣サイバーセキュリティセンター:NISC)が出したポケモンGOへの注意喚起に沿った使い方ができる」(石田社長)と胸を張った。


Pokemon GOを遊ぶ上での注意点と、それをカバーするTONEの安心機能

歩きスマホを警告する機能

 また一部の格安スマホはジャイロセンサーが非搭載のため、ポケモンGOのARモードが利用できない。TONEはポケモンGOのARが使えるが、石田社長は「TONEは携帯電話会社ではなく、ネット企業として常に先を見据えたハード開発をしてきた。将来、ARを活用したコンテンツが普及することは開発時点で予測できたため、必要になるセンサーを採用していた」と振り返る。

 TONE1機種の開発期間はおよそ2年だが、1年間隔で2機種を並行開発することで、新機種を毎年リリースしている。しかし現行機種についても日々の細かな改善や、今回の様な大規模なアップデートを提供。「ポケモンGOが利用しやすいアップデートも随時実施する」(石田社長)と明言し、ポケモンと同じように“強化・進化”させることを約束した。

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