「arrows NX F-01K」がOSバージョンアップ Android 8.1に
NTTドコモの2017年冬モデル「arrows NX F-01K」がAndroid 8.1にバージョンアップする。同OSの新機能が使えるようになる他、端末固有の機能改善や不具合修正なども行われる。
NTTドコモは7月23日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製スマートフォン「arrows NX F-01K」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 8.1(Oreo)で、端末単体で更新できる。
バージョンアップの概要
OSバージョンアップを適用すると、アプリ起動中に別のアプリを小窓表示する「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能の追加、テキスト選択の機能改善、通知パネルの機能改善(スヌーズ、通知内容のカスタマイズなど)、オートフィル(自動入力)機能やホーム画面でのアイコンバッジ対応など、Android 8.0/8.1で追加・変更された機能を利用できる。
その他、主に以下のような機能改善や仕様変更が行われる。
- 通知パネルスイッチのデザイン変更と機能改善(Wi-FiとDolby Audioの簡易設定とBluetoothデバイスのバッテリー残量取得に対応)
- マルチウィンドウの機能改善(利用中のホーム画面表示対応など)
- テレビ(フルセグ・ワンセグ)のPIP対応化
- 設定画面のデザイン変更と一部配置の変更
- 「非通知設定」で発信した電話の発信履歴が正常に残らない場合がある不具合の修正
- セキュリティ更新(2018年6月のパッチを適用)
バージョンアップ方法
OSバージョンアップは端末単体で行う。更新データはXi(LTE)/FOMA(W-CDMA)ネットワークまたはWi-Fi(無線LAN)経由でダウンロードする。Xi/FOMAネットワーク経由でダウンロードする場合のパケット料金は無料だが、「spモード」の契約が必要となる。
バージョンアップを開始するには、端末設定から「端末管理」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」と進み、更新の有無をチェックする。更新がある旨の通知が出ている場合は、その通知パネルをタップして開始することもできる。
バージョンアップを即時開始したい場合は、Wi-Fi接続が必須となる。Xi/FOMAネットワーク経由でのダウンロード時は予約更新(時間は端末が自動決定)のみとなるので注意しよう。
更新にかかる所要時間は約35分だが、更新データのダウンロードに使う回線や、端末の内蔵ストレージの状況次第で前後する場合がある。
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