モトローラがSIMフリースマホ「moto g7」シリーズ3機種を発表 6月7日発売
モトローラのミドルレンジスマートフォン「moto g」ファミリーの第7世代モデルが日本に上陸。一定条件のもとOSのバージョンアップやセキュリティアップデートが保証される「Android Enterprise Recommended」認証を取得しており、個人だけでなく法人用途でも安心できるという。【訂正・追記】
モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月7日、新型スマートフォン「moto g7 power」「moto g7」「mogto g7 plus」を発売する。Web直販「Motoストア」における販売価格はg7 powerが2万5800円、g7が3万800円、g7 plusが3万8800円(いずれも税別)。家電量販店、Web通販や一部MVNOでも販売される。
【訂正:6月11日16時】「moto g7 power」について、モトローラが仕様(スペック)に一部誤りがある旨を発表しました。それに伴い、本記事の記載の一部を訂正すると共に、すでに購入したユーザー向けの案内を追記しています
今回発表された3モデルの全カラー。左からmoto g7(セサミックブラック、クリアホワイト)、moto g7 plus(ディープインディゴ、ビバレッド)、moto g7 power(セサミックブラック)
共通の特徴
今回発売する3機種は、Motorolaのミドルレンジスマートフォン「moto gシリーズ」の第7世代に相当する。
初期導入のOSは「Android 9」だが、同OSから採用された新しいナビゲーションバーは非搭載となる(Motorola独自の「ワンボタンナビ」で新ナビゲーションバーに近い操作載は可能)。Googleの「Android Enterprise Recommended」認証を取得しており、90日以内(※)のセキュリティアップデートや最低1回のOSバージョンアップが保証されている。
また標準カメラアプリでは「ハイレゾズーム(超解像ズーム)」を利用できる他、「Googleレンズ」を直接呼び出す機能も備えている。
※ Googleがアップデートを公表してからの日数
moto g7 power
moto g7 powerは、moto g7シリーズの中ではエントリーに相当する。5000mAhの大容量バッテリーを備え、最長60時間(モトローラ調べ)の連続稼働が可能だ。ボディーカラーはセサミックブラックのみとなる。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 632(CPU部は1.8GHz 8コア)を搭載し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは720×1520ピクセルのLTPS液晶で、インカメラや受話スピーカー周辺部にノッチ(切り欠き)がある。
アウトカメラは1200万画素センサーとF2.0レンズの組み合わせで、位相差オートフォーカス(AF)にも対応する。インカメラは800万画素センサーとF2.2レンズの組み合わせとなる。
モバイル通信の対応規格と周波数帯(Band)は以下の通り。国内では、NTTドコモとソフトバンクのネットワークに対応し、両社のVoLTE通話もサポートしている。
- FD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/19/20/28
- TD-LTE:Band 38/40/41
- W-CDMA:Band 1/2/5/8/19(Band 6を内包)
- GSM:850/900/1800/1900MHz帯
SIMカードスロットはNanoサイズを2つ備え、DSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応する。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応し、Bluetooth 4.2も利用できる。外部接続端子はUSB Type-Cで、独自の急速充電規格「ターボパワー」に対応している。
ボディーサイズは75.3(幅)×159.4(高さ)×9.3(最薄部の奥行き)mmで、重量は約193g。
スペックの一部誤りについて(6月11日追記)
モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月11日、moto g7 powerについて公表した仕様に一部誤りがあったことを発表した。
Wi-Fiについて、発表当初は対応するとしていたIEEE802.11a/n(5GHz)帯は非対応となる。また、当初は非対応とされていたNFC通信機能は対応となる。
すでにmoto g7 powerを購入した人への対応について、同社ではカスタマーセンターで個別対応を行うとしている。
moto g7
moto g7は、moto g7シリーズのスタンダードモデル。ボディーカラーはセサミックブラックとクリアホワイトの2つを用意している。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 632を搭載し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2270ピクセル)のLTPS液晶で、インカメラの周辺に水滴型のノッチがある。
アウトカメラは1200万画素センサー・F1.8レンズと500万画素センサーのデュアル構成で、位相差AFに対応する。インカメラは800万画素センサーとF2.2レンズの組み合わせとなる。
モバイル通信の対応規格と周波数帯(Band)は以下の通り。国内では、NTTドコモとソフトバンクに加え、au(KDDIと沖縄セルラー電話)のネットワークに対応し、3社のVoLTE通話もサポートしている。
- FD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
- TD-LTE:Band 38/40/41
- W-CDMA:Band 1/2/5/8/19(Band 6を内包)
- GSM:850/900/1800/1900MHz帯
SIMカードスロットはNanoサイズを2つ備え、DSDSに対応する。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応し、Bluetooth 4.2も利用できる。バッテリー容量は3000mAh。外部接続端子はUSB Type-Cで、ターボパワーに対応している。
ボディーサイズは75.3(幅)×157(高さ)×7.92(最薄部の奥行き)mmで、重量は約174g。
moto g7 plus
moto g7 plusは、moto g7シリーズの最上位モデル。ボディーカラーはビバレッドとディープインディゴの2つを用意している。
プロセッサはQualcommのSnapdragon 636(CPU部は1.8GHz 8コア)を搭載し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大512GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはフルHD+(1080×2270ピクセル)のIPS液晶で、インカメラの周辺に水滴型のノッチがある。「ドルビーオーディオ」にも対応している。
アウトカメラは1600万画素センサー・F1.7レンズと500万画素センサーのデュアル構成で、光学式手ブレ補正に対応する。インカメラは1200万画素センサーとF2.0レンズの組み合わせで、位相差AFに対応する。
モバイル通信の対応規格と周波数帯(Band)は以下の通り。国内では、NTTドコモとソフトバンクに加え、au(KDDIと沖縄セルラー電話)のネットワークに対応し、3社のVoLTE通話もサポートしている。
- FD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
- TD-LTE:Band 38/40/41
- W-CDMA:Band 1/2/5/8/19(Band 6を内包)
- GSM:850/900/1800/1900MHz帯
SIMカードスロットはNanoサイズを2つ備え、DSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応する。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応し、Bluetooth 5.0も利用できる。バッテリー容量は3000mAh。外部接続端子はUSB Type-Cで、ターボパワーに対応している。g7 plusのターボパワーは、他の2モデルとは異なり27W入力に対応している。
ボディーサイズは75.3(幅)×157(高さ)×8.27(最薄部の奥行き)mmで、重量は約172g。
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