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2つの純正キーボードで第4世代「iPad Air」の使い勝手をチェックしたノートPCライクに使えるのはどっち?(1/6 ページ)

Appleの新型iPad Airが発売された。ボディーデザインを含めたフルモデルチェンジということで、これまでのカバー兼キーボードとの組み合わせはどうなるのか、実際に試した。

 Appleから新しく登場した第4世代「iPad Air」は、これまでの第3世代までとはがらりと変わり、iPad Proとそっくりのデザインへと生まれ変わった。さらにFace IDではなく電源ボタンと一体化したTouch IDを内蔵する他、iPad Proよりも上位のA14 Bionicチップを搭載するなど、見どころの多いモデルとなっている。


Magic Keyboard(左)、Smart Keyboard Folio(右)に、それぞれ第4世代「iPad Air」を装着した状態

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 さて、この製品、iPad Proとほぼ同一形状ということで、iPad Pro向けに設計された「Smart Keyboard Folio」および「Magic Keyboard」をそのまま利用できる。中でもMagic Keyboardは、トラックパッドを搭載する希少な外付けキーボードであり、ノートPCライクに持ち歩きたいユーザーにとっては興味の的だろう。

 今回は、これらキーボードの日本語JIS版について、iPad Airと組み合わせた場合の使い勝手をチェックする。併せて、従来のiPad Proと組み合わせた場合との操作性の違い、さらに従来の第3世代モデルとSmart Keyboardを組み合わせた場合との違いなどについても見ていく。

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上が新型iPad Airで、下が従来の第3世代iPad Air。これまでとは全くの別物といっていいデザインだ

上が新型iPad Air、下が11インチiPad Pro。デザインは同一、ボディーサイズも同じだが、画面は本製品がわずかに小さく、そのぶんベゼルに厚みがある

背面の比較。カメラはシングルレンズ構成で、11インチiPad Pro(下)とは見た目も大きく異なっている

従来の第3世代iPad Airは、キーボード接続用のSmart Connectorは長辺側の側面にあった

今回の第4世代iPad Airは、Smart Connectorが短辺側、かつ背面へと移動している。これはiPad Proと同じ配置だ

電源ボタンにTouch IDが一体化している。これまでの電源ボタンに比べるとわずかにサイズが大きい

 早速、2つのキーボードを取り付けてみよう。

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