ニュース
「dアカウントの一時的な利用停止」のフィッシングメール ドコモが注意喚起
NTTドコモは、同社を装った「dアカウントの一時的な利用停止」に関するフィッシングメールについて注意喚起を行った。dアカウントのIDやパスワードなどの個人情報の入力を求められる事例が報告されている。
NTTドコモが、同社を装った「dアカウントの一時的な利用停止」に関するフィッシングメールについて注意喚起している。
メール本文中に記載されたリンク先にアクセスすると、dアカウントのIDやパスワード、クレジットカードや銀行口座情報などの個人情報の入力を求められる事例が報告されている。不審なメールを受信した場合はメールを削除し、リンク先にはアクセスしないよう呼び掛けている。
同社からdアカウントの利用停止に関する通知を行う場合、同社の回線契約があるユーザーにはメッセージRまたはSMSからのみ、回線契約がないユーザーは「spmodemsgr@wdy.docomo.ne.jp」からメールで送っている。
advertisement
同社ではdアカウントへの不正アクセス防止のため、生体認証などを利用したパスワード無効化設定、アプリでのログイン可否やセキュリティコードの入力を必要とする2段階認証の設定、第三者から推測されにくく見つからない適正なIDおよびパスワードの設定と管理を推奨している。
関連記事
ドコモ、宅配事業者の不在通知や銀行を装ったSMSへ注意喚起
NTTドコモは、宅配事業者の不在通知や銀行などを装ったSMSへ注意喚起。記載されたURLのリンク先で不審なアプリのインストールを促すケースや、個人情報の入力を促されるケースなどが確認されている。ドコモ、フィッシングSMSについて注意喚起
NTTドコモは、高額料金の発生や不正利用の検知など同社やNTTなどの通知を装ったフィッシングSMSについて注意喚起。同社では電話番号を表示したSMSを用いた利用者へ連絡は一切行わないとしている。フィッシング対策協議会、ドコモをかたるSMSに注意を呼びかけ
NTTドコモ公式のショートメッセージ(SMS)に紛れ込んで、フィッシングサイトへ誘導するSMSが増えている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。Appleをかたるフィッシングメールが出回る
フィッシング対策協議会はAppleをかたるフィッシングメールについて報告を受け、1月23日の15時現在でフィッシングサイトが稼働中であると発表。JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼しており、Apple IDやパスワードなどを入力しないよう注意を呼び掛けている。「ドコモメール公式アカウント」提供開始 フィッシング詐欺対策で送信元を明示
NTTドコモは、新機能「ドコモメール公式アカウント」を提供開始。申込企業や団体の公式アカウントから送信されたメールだと明示し、送信元を容易に判別できるようにしてフィッシング詐欺メールを防ぐ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.