コラム
スマホが発熱! 「絶対にやってはいけないこと」は?(2/3 ページ)
夏も本番を迎えました。外でスマホを使うと、非常に熱くなることもあります。そうなったら、どうすればいいのでしょうか……?
スマホが熱くなると何が起こる?
プロセッサやバッテリーなどの温度が一定以上に高まると、スマホは自動的に機能を制限して温度を下げようとします。発熱による故障を未然に防ぐためです。
機能制限がどのような形で行われるかは、端末や状況によって異なります。Androidスマホの場合は以下のような制限がかかります。
- 極端な処理速度の低下
- カメラ機能の一部または全部の利用制限
- 画面輝度の強制低下または画面の強制消灯
- 充電の停止
- USBホスト機能の停止
iPhoneの場合は、本体温度が下がるまで緊急通報以外の全機能が制限されます。
advertisement
上記の措置を実行したにも関わらず本体の温度が下がらない場合は、電源が強制的にオフにされる場合があります。この場合、本体温度が下がっても状況によっては電源が入らなくなる可能性もあります(こうなると修理が必要です……)。
スマホが熱くなったらどうすればいい?
スマホが熱くなった場合、どうすればいいのでしょうか。取るべき対策を紹介します。
対策1:涼しい場所に移動して電源を切る
スマホが熱くなったら、涼しい場所に移動して電源を切ることをお勧めします。直射日光が思いきり当たるような場所にいる場合は、木陰に移動するようにしましょう。
ある程度冷めてきたら、スマホの電源を入れ直してください。
対策2:充電をストップする
バッテリーは大きな電流が流れると発熱します。充電中に過剰な熱を持った場合は直ちに充電をストップしてください。
ある程度冷めてきたら、充電を再開しましょう。
対策3:負荷のかかる機能やアプリの利用を見合わせる
プロセッサへの負荷が大きくなると、スマホ全体の発熱が大きくなります。スマホが熱くなったら、ゲームのプレイや動画撮影など、スマホに負荷をかける機能やアプリの利用を一時的にやめましょう。画面をオフにするとベターです。
関連記事
スマホ・ケータイが熱い!! でもやってはいけない「3つのこと」
暑い日が続きます。カメラ撮影や動画視聴を長時間使うと、スマートフォンや携帯電話も熱くなります。が、冷ますためにやってはいけないこともあります。発熱したスマホは保冷剤で冷やすと壊れる? ドコモ、KDDI、ソフトバンクの回答
猛暑が続く中、気になるのはスマホの発熱対策。スマホが熱くなったらどうすればいいのか。保冷剤や冷却シートは使っても問題ないのか。スマートフォンが発熱する原因とその対策 冷却グッズも一考の価値あり
スマートフォンを使っていて急に端末が熱くなったという人は多いだろう。特に夏の炎天下で長時間使うと熱くなりやすい。ここでは、スマホのが発熱する原因と対策を解説したい。高温注意! iPhoneが熱くなる原因と対処法
Snapdragon 888搭載のゲーミングスマホ「ROG Phone 5」発表 18GBメモリ搭載モデルも
ASUSがゲーミングスマートフォンの新製品「ROG Phone 5」を3月から世界各国で順次発売する。Qualcommの5G対応ハイエンドプロセッサ「Snapdragon 888」を搭載。6000mAhバッテリーを備えており、65Wの急速充電にも対応する。上位モデルの「ROG Phone 5 Pro」「ROG Phone 5 Ultimate」も展開する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.