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iPhone同士でコンテンツや画面を共有 iOS 15.1の「SharePlay」を試す(2/2 ページ)
iOS 15.1ではFaceTimeで「SharePlay」が利用可能になった。利用するには、iPhoneがiOS 15.1以上にアップデートされている必要がある。コンテンツや画面を共有する際の手順や使い勝手をまとめた。
FaceTimeで画面共有もできるように
関連したところでは、画面共有機能も使えるようになった。この機能を活用すれば、配信者のデバイスの操作画面を他のメンバーに見せることが可能だ。例えば、撮影した写真を相手と一緒に確認するような場合などに便利だろう。
具体的には、FaceTime中に表示される上部のメニューから、一番右端のボタンをタップすればよい。3秒のカウントダウンの後、端末に表示されている画面の様子が相手に共有される仕組みだ。視聴者側は共有された画面をタップすることで、全画面表示に切り替えて視聴することも可能。なお、この画面共有中には、配信者のビデオ通話映像は自動でオフになる。
サードパーティーのアプリでも使える
利用条件に制限があり、初見ではやや操作手順が難解に感じるかもしれないが、一度試せばさほど難しい機能ではない。iPhoneユーザー同士でリモート飲み会やオンライン帰省などを行う機会があれば、ぜひ映画の一本でも見てみるとよいだろう。
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今回は割愛したが、ミュージックアプリで楽曲再生のSharePlayや、一部サードパーティーアプリ内でのSharePlayも可能だ。iOS 15.1にアップデートした場合にはぜひこちらも試してほしい。
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