QRコード決済の満足度調査、PayPayを抑えて楽天ペイがトップに
MMD研究所は、1月27日に「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」の結果を発表。利用頻度が最も高いのは「PayPay」で、総合満足度は「楽天ペイ」がトップとなった。
MMD研究所は、1月27日に「2022年1月スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」の結果を発表した。調査対象はQRコード決済サービスの6サービスをメインで利用する18歳~69歳の男女900人で、内訳はPayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Payの各150人。
現在メインで利用しているQRコード決済サービスを知ったきっかけは「テレビCM」が15.2%、「公式サイト」が14.9%、「関連アプリ上での案内」が10.8%。サービス別に上位5位までの項目を抜き出してみると、PayPayとau PAYのトップはテレビCM、d払いと楽天ペイは公式サイト、メルペイは関連アプリ上での案内、LINE PayはLINEの広告、投稿となった。
メインで利用しているQRコード決済サービスを使い始めた理由(複数回答)は「ポイントがたくさんたまるから」が36.3%、次いで「キャンペーンを知って興味を持ったから」が24.9%、「普段使っているサービスとポイントが連動しているから」が22.2%となった。サービス別に上位5位までの項目を抜き出してみると、PayPayのトップはキャンペーンを知って興味を持ったから、d払い/楽天ペイ/au PAY/LINE Payはポイントがたくさんたまるから、メルペイは普段使っているサービスとポイントが連動しているからとなった。
サービスの利用頻度について、「1週間に1回以上利用する」は各サービス別でPayPayが74.7%、楽天ペイが74.0%、au PAYが63.3%、d払いが57.3%、LINE Payが46.7%、メルペイが43.3%となった。
メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度を「お得部門」「アプリデザイン部門」「利便性部門」「信頼部門」の4部門でそれぞれ聞いた。お得部門は「楽天ペイ」、アプリデザイン部門は「メルペイ」、利便性部門は「PayPay」、信頼部門は「au PAY」がそれぞれ部門トップとなり、総合満足度は「楽天ペイ」がトップとなった。
メインで利用しているQRコード決済サービスを家族や友人におすすめしたいかどうか10点満点の点数をつけ、NPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)を算出した。9点から10点をつけた推奨者は13.1%、7点から8点をつけた中立者は39.0%、0点から6点をつけた批判者は47.9%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-34.8。また、サービス別のNPSはPayPayが-18.7となった。
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