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ソラコム、ソニーネットワークコミュニケーションズ子会社と業務提携 監視カメラやクラウドAI分析などのIoTニーズを支援ソニーグループとの提携第1弾

ソラコムは、ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームとの業務提携を発表した。監視カメラやクラウドAI分析、製造段階でSIMを組み込むメーカー用途など、多岐に渡るIoTニーズを支援していく。

 ソラコムは5月24日、ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム(SNCSP)と業務提携契約を締結したことを発表した。この業務提携は、ソラコムとソニーグループが2021年6月に締結した資本提携を含むパートナーシップの協業の第1弾となる。

 SNCSPはIoTプラットフォームサービスや、MVNO事業者に対してモバイル通信サービスを提供。上りの通信量が多いIoT向けサービスと下りの通信量が多いスマートフォン向けサービスの双方を取り扱い、効率的な活用で主に上りの通信を要するIoT向け通信を低コストで提供する余力があるという。

 ソラコムのIoTプラットフォームサービスでは、1枚のSIMで世界140超の国/地域で利用できるモバイル通信を提供する。一国でも複数の通信キャリアを利用できる広いカバレッジや柔軟な料金体系、チップ型SIM(eSIM)にも対応している。

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 協業ではユーザーの要件に応じ、ソラコムがSNCSPの上り通信回線を、SNCSPがソラコムのフルMVNO回線やグローバル回線を活用。これにより監視カメラ、画像アップロードによるクラウドAI分析、製造段階でSIMを組み込むメーカー用途などのIoTニーズを満たすとしている。


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