調査リポート
携帯4キャリアが提供しているサービス、利用数トップは楽天モバイル MMD研究所調べ
MMD研究所が「大手4キャリアの関連サービス利用実態調査」の結果を発表。携帯電話契約以外のサービス利用は73.9%で、利用する理由や実際の利用も「ポイント」関連がトップとなった。
MMD研究所は、2月20日に「大手4キャリアの関連サービス利用実態調査」の結果を発表。対象は18歳~69歳のNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルを利用する各500人、計2000人。
契約しているキャリアが提供している、携帯電話契約以外のサービスを利用している数は、「0個(携帯電話の契約だけをしている)」が17.0%、「1個以上」が73.9%で、利用している数の平均は2.7個。1個以上利用している割合や、利用サービス数は楽天モバイルユーザーが最も多い。
キャリアのサービスを利用する理由(複数回答)は、「まとめるとポイントが貯めやすいから」が29.6%、「ポイント獲得を意識しなくても、ポイントが貯まるから」が26.3%、「ポイントを余らせることなく使用できるから」が21.2%。また、利用しているサービスを複数回答で聞いたところ「ポイント」が71.1%、「QR・バーコード決済」が43.7%、「クレジットカード」が34.8%となった。
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キャリア関連サービスの利用個数を増やしたいと思うか聞いたところ「増やしたいと思う」と「やや増やしたいと思う」を合わせて楽天モバイルユーザーが32.8%、NTTドコモユーザーが22.0%、ソフトバンクユーザーが20.0%となった。
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