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Twitterの新CEO、約6週間以内に就任予定 マスク氏は取締役兼CTO(最高技術責任者)に
Twitterを運営する米Xのオーナー、イーロン・マスク氏は5月11日(現地時間)、「Twitterの新CEOを雇った」ツイートした。新CEOが約6週間以内に就任予定であることも明らかにした。マスク氏は「製品、ソフトウェア、システム管理を監督する取締役兼CTO(最高技術責任者)になる」としている。
Twitterを運営する米Xのオーナー、イーロン・マスク氏は5月11日(現地時間)、「Twitterの新CEOを雇った」ツイートした。合わせて、新CEOが約6週間以内に就任予定であることも明らかにした。
マスク氏は「製品、ソフトウェア、システム管理を監督する取締役兼CTO(最高技術責任者)になる」としている。
Twitterの改革に名乗りを上げ、有料サービス「Twitter Blue」をローンチしたり、多くの従業員を解雇したりするなど、何かと話題が尽きないマスク氏。2022年12月には自身のCEO辞任を問うアンケートを行った。回答者の内、57.5%が辞めるべきと投じ、辞任に賛成する意見が半数を超える結果となった。
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その後、マスク氏は「CEOを引き受けるほど愚かな人を見つけ次第、私はCEOを辞任する。ソフトウェアとサーバのチームの運営に専念する」との考えを明かし、2023年2月の世界政府サミットで2023年末をめどに同社の経営を他の誰かに委ねる考えを示していた。
短いツイートで世界の関心を集め、その後、詳細を徐々に発表するやり口のマスク氏。今後の動きも注目されそうだ。
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