実店舗を再現したバーチャル店舗「αU place」提供 無印良品やau Styleほか6店舗で順次展開
KDDIは、実店舗を空間再現したバーチャル店舗「αU place」を提供開始。実店舗の店員からの接客やECサイトでの商品購入も可能で、まずは「無印良品 銀座」や「au Style SHIBUYA MODI」など6店舗で順次展開する。
KDDIは、10月24日に実店舗を空間再現したバーチャル店舗「αU place」を提供した。αU placeアプリから無料で利用できる。
本サービスでは実店舗の空間をバーチャル上で再現し、商品陳列から内装、買い物導線、商品ポップなどを店内を回遊しながら体験可能。店員が店内をスマートフォンでスキャンすれば商品展示が最新の状態にアップデートされ、シーズンが移り変わっても最新の展示を閲覧できる。商品をタップすれば詳細情報が表示され、そのままECサイトで購入可能だ。
まずは「無印良品 銀座」「Lui's/EX/store」「ポケユニ ハラジュク」「2G POPUP STUDIO」「ヒョウベイ」「au Style SHIBUYA MODI(au Style バーチャル店)」の6店から順次展開していく。
また、実店舗の店員からの接客にも対応。まずは11月以降にau Style SHIBUYA MODIで利用可能になる予定で、auやUQ mobileのオンライン手続で店員に相談しながら機種変更や料金プラン変更などの契約手続が行えるようになる。
あわせて、同日からαU placeへ出店する店舗を募集。アプリのみで展示を更新でき、商品をCGで作成する必要のあった従来のメタバース出店と比べて費用や期間を抑えた出店が可能になるとしている。店内空間をスキャンする店舗向けアプリ「αU place for BIZ」は2023年内に提供開始となる予定。
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