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シャープ「AQUOS R9」のカメラはデザインが東洋的で面白い 撮り心地もかなり良好荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

アウトカメラのデザインが賛否を呼ぶシャープの「AQUOS R9」。個人的にはハイエンドっぽさ、ハイテクっぽさを全く感じさせないのがいいと思うのだけど、実際の撮り味はどうなのだろうか? 試してみるのである。

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ハイエンド機として十分イケているカメラでした


AQUOS R9で撮影中の様子。画面も明るくなり、屋外でも見やすくなった

 まあそんな感じで、超広角から2倍の望遠まで、AQUOS R9のカメラはなかなかレベルが上がったよいカメラに仕上がっていると思う。せっかくなので、他の作例も紹介しよう。


超広角で撮影。HDRがしっかり効いて明暗差が大きな構図でもばっちり撮れた

夏那ので青空とヒマワリ

カフェの電球がカッコよかったので2xで

まだ日は落ちてないけど、ガード下の居酒屋の灯りがともり始めていた

 最後は夜の様子。


自動的にナイトモードに切り替わるが、手動だと、「夜景」「花火」「星」から選べる

ナイトモードで団地の夜景

最後は夏らしく、羽化したばかりの蝉を。ほんのり街灯があたるだけの超暗い場所だったのでさすがにディテールはつぶれぎみだけど、頑張ってくれた

 という感じ。

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 いざ使って見ると、薄くてコンパクトで扱いやすく、画質もいい。レスポンスという面では、シャッタータイムラグが少しあったり、ポートレートモード撮影後の画像処理でちょっと待たされることはあったけど、気になったのはそのくらいか。

 人やペット、料理といったよく撮る被写体を、地道にフォローしていくのには“あり”なカメラだ。

 円安や各種のコストアップもあって端末価格が上がってきている昨今、全体のバランスがいい端末だと思う。カメラユニットのデザインも、なんか東洋的で面白いし。

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