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ANA国際線、高速機内Wi-Fiサービスを順次提供 ストリーミング再生が可能な品質に
全日本空輸(ANA)は8月5日、国際線における全クラスでの高速機内Wi-Fiサービスの無料提供を開始した。最初の対象機体はボーイング767-300ER型機(202席仕様・機体番号JA625A)。その後対象機体を順次拡大していく。
全日本空輸(ANA)は8月5日、国際線における全クラスでの高速機内Wi-Fiサービスの無料提供を開始した。最初の対象機体はボーイング767-300ER型機(202席仕様・機体番号JA625A)で、対象機体を順次拡大していく。
動画のストリーミング再生が可能な水準の通信速度を確保したことで、乗客は自身のスマートフォンやタブレットでAmazon PrimeやNetflix、Huluなどの有料動画配信サービスを視聴できる。
機内Wi-Fiサービスに使用する通信技術は、北米の大手航空会社などでも導入実績のある米国Viasat(バイアサット)社のもので、ANAでは、2025年度末までにB767-300ER型機3機の改修を完了し、2026年度中には全6機への導入を予定している。
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ANAはさらに、2026年度以降に導入予定の国際線新造機にもViasat社の機内Wi-Fiシステムを採用。対象となる機材には機内壁面に専用のプラカードを掲示し、乗客に同サービスの可否を伝える。
2030年末までに、国際線機材の8割以上で「全クラス無料・高速機内インターネット」提供を実現する計画も示しており、今後も段階的に既存機材の改修を進める。
なお、就航先の航空当局による規制がある場合には、従来通り「離陸後約5分後から」または「着陸約5分前まで」ならWi-Fiを利用できる。
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