「iPhone 17」「Pixel 10」シリーズは何が違い、どんな人におすすめか　スペックや価格を比較してみた（3/3 ページ）

価格を比較：iPhone 17（256GB）がPixel 10（256GB）より安い

　最後に価格についても触れておこう。iPhone 17シリーズは、iPhone 17が12万9800円（256GB）からスタートし、iPhone 17 Proが17万9800円（256GB）から、iPhone 17 Pro Maxが19万4800円（256GB）からとなっている。今回から無印のiPhone 17も256GBがベースストレージとなり、従来の128GBから倍増している。

　一方、Pixel 10シリーズは、Pixel 10が12万8900円（128GB）から、Pixel 10 Proが17万4900円（256GB）から、Pixel 10 Pro XLが19万2900円（256GB）からという価格設定だ。

　価格面で見ると、無印モデル同士ではiPhone 17とPixel 10がほぼ同価格で並んでいるが、ストレージはiPhone 17が2倍の256GBを搭載する。Pixel 10の256GBモデルは14万3900円なので、iPhone 17の方が1万4100円安い。

　上位モデルでは、Pixel 10 Pro（17万4900円）がiPhone 17 Pro（17万9800円）より4900円安く、Pixel 10 Pro XL（19万2900円）がiPhone 17 Pro Max（19万4800円）より1900円安い設定となっている（いずれも256GBモデル）。

　コストパフォーマンスを考えると、Pixel 10 Proは17万4900円で100倍ズーム機能を含めて豊富なAI機能を提供しており、価格に対する機能の充実度では優位に立つ。一方、iPhone 17 Proは4900円高いものの、より高いCPU性能、蒸気チャンバー冷却システム、LiDARセンサーなど、ハードウェアの完成度で優位性がある。

　これらの価格差とスペック差を総合すると、コストパフォーマンスを重視し、AI機能や撮影機能を求めるユーザーにはPixel 10シリーズが、長期間の安定したパフォーマンスとエコシステムの統合性を求めるユーザーにはiPhone 17シリーズが適しているといえる。