2001年後半の携帯ロードマップ:KDDI編(1/2)この秋にCDMA2000 1xを導入し,一足先に高速データ通信を全国展開するKDDIは,Javaや位置情報サービスなどの準備も進めている。秋のcdmaOne端末に注目したい。
この秋を境に,国内の移動体通信キャリアはそれぞれ大きく通信方式の変更を行う。それはNTTドコモの場合「FOMA」であり(8月3日の記事参照),ツーカー,J-フォンはパケット通信,DDIポケットでいえば128Kbps通信の導入だ(5月21日の記事参照)。 そんな中でも,最も多彩なバージョンアップを予定しているのがKDDI。下り最大144Kbpsを実現する「CDMA2000 1x」(用語)の導入をはじめ,Javaのフェイズ2,gpsOne,WAP2.0への対応など数多くの変更が予定されている。
CDMA2000 1xの導入は9月以降KDDIが「2001年秋」(KDDI広報部)に導入を予定している通信方式は「CDMA2000 1x」と呼ばれる。下り144Kbpsのパケット通信を実現するが,ドコモやJ-フォンの第3世代携帯電話と異なり,新しく基地局やネットワークを作る必要がない。これまでの基地局を改修するだけで実現するため,ほかのキャリアの方式に比べて低コストで実現できるのが特徴だ(7月23日の記事参照)。
CDMA2000 1xの導入時期は“秋”とされているが,KDDIでは「設備切り替えを開始するのは9月から」としており,CDMA2000 1x対応端末が登場するのは9月以降となる(7月13日の記事参照)。 TELEC
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そしてCDMA2000 1xと時期を同くして以下のような機能が搭載を予定されている。
大幅に変更のある新端末を数カ月後に控えているというのに,KDDIの新端末は続々と発表されている。つい先日東芝製の「cdmaOne C415T」が発売,京セラ製の「cdmaOne C414K」も発表済みだ。 “cdmaOne端末が欲しい!”と思っている人は,秋から順次登場する新機能が必要かどうか見極めてから端末を選ぼう。 モバイルショップ
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