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京セラ、「WX310K」のソフト更新再開――前回アップデートした端末は要修理
京セラがウィルコム向け端末「WX310K」のバージョンアップを再開した。2007年12月に公開したバージョンでは不具合が発生するため、再開前にソフト更新した端末は修理が必要になるという。
京セラは1月16日、ウィルコム向けPHS端末「WX310K」用バージョンアップソフトのダウンロードを再開した。EメールとOperaブラウザの動作が一部改善され、端末動作の安定性も向上する。
WX310Kの更新ソフトは2007年末に一度公開したが、更新が正常に終了せず電話機が起動しなくなる、またはスケジュールとTODOに登録していた情報を参照できなくなるなどの不具合が発生したため公開を停止していた(2007年12月の記事参照)。
再開前にソフト更新を行ったWX310Kは、今回の今回のバージョンアップソフトウェアを適用できず、メーカー修理が必要となる。対象ユーザーにはウィルコムからダイレクトメールで通知し、端末の無償修理を受け付けるという。
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