写真で解説する「Touch Pro X05HT」(外観編)
印象的なダイヤモンドカットデザインの「Touch Pro X05HT」は、タッチパネル液晶と指先での簡単操作を実現する「Touch FLO 3D」、そしてQWERTYキーボードも備えたコンパクトなスマートフォンだ。
ソフトバンクモバイルの「Touch Pro X05HT」(以下、X05HT)は、OSにWindows Mobile 6.1 Professional Editionを採用したHTC製のスマートフォン。ソフトバンクモバイルが同時発表した「X04HT」、またイー・モバイルから「S21HT」として発売済みの「Touch Diamond」をベースに、スライド式のQWERTYキーボードを搭載したモデルだ。
メインディスプレイには、タッチパネル操作に対応した2.8インチVGA(480×640ピクセル)TFT液晶を搭載。HTC独自のユーザーインタフェース「Touch FLO 3D」により、画面を指先でなぞる直感的な操作が行える。そのほか、キーボードを引き出してのPCライクな操作や、付属のスタイラスペンを使ったPDAスタイルの操作も可能だ。
ボディ正面のタッチパネル+十字キー、スライド式QWERTYキーボードという構成はHTC初のソフトバンク端末「X01HT」と同じで、X05HTは後継モデルにあたる。HTCはそのほかに、ストレートボディにQWERTYキーボードを搭載した「X02HT」(タッチパネル非対応)と、ボディ正面にディスプレイ+ダイヤルキーを備え、さらにスライドQWERTYキーボードも装備する「X03HT」(タッチパネル非対応)を供給しており、タッチパネル操作への対応や、QWERTYキーボードとダイヤルキーの有無など、ユーザーの好みに応じたラインアップを展開。ソフトバンクの説明員によると、当面はX04HTも含めて4つのHTC端末が併売されるという。
- →QWERTYキー搭載のWindows Mobile 6.1 Proスマートフォン──「Touch Pro X05HT」
- →写真で解説する「Touch Pro X05HT」(外観編)
- →写真で解説する「X04HT」「X05HT」(ソフトウェア編)
通信方式はHSDPA/W-CDMAとGSMに対応し、下り最大3.6Mbpsのパケット通信が可能。また、無線LAN(IEEE802.11b/g)とBluetooth(2.0+EDR)による接続機能も備えた。カメラはオートフォーカス付きの有効約320万画素CMOSを採用し、外部メモリとして最大32GバイトまでのmicroSDHCが利用できる。さらに内蔵GPSとプリインアプリの「NAVITIME」を使ったケータイナビゲーションも使える。
ソフトバンクモバイルのS!メール(MMS)が使えるため、メールについては音声端末と同じようにサービスが受けられる。文字入力はキーボードのほか、手書き入力とソフトウェアキーボードも利用可能。デコレメール(装飾HTMLメール)には非対応ながら、新絵文字はサポートした。そのほか、SMSとメールソフト(Outlook互換)によるPOP3/IMAPメールの送受信が行える。
なお、PCに接続しての外部モデム機能は用意していない。
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