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データ通信端末、“三つどもえ”の状態は続くのか?:PHS&データ通信端末販売ランキング(5月4日〜5月10日)(2/2 ページ)
最近あまり大きな変動がないPHSのランキング。今回は久々に「Advanced/W-ZERO3[es]」がランクインした。データ通信端末はトップ3が前回と同じく“三つどもえ”となり、今後の動きが気になる。
イー・モバ/ドコモ/ソフトバンクが争うトップ3
データ通信端末のランキングでは、前回ソフトバンクモバイルの端末として初めて3位を獲得した「C01LC」が引き続きその座をキープした。1位はイー・モバイルの「D12HW」、2位はNTTドコモの「L-02A」がランクインし、異なる3キャリアがトップ3を争う構図になった。
とはいえ、これまでの結果を見るかぎりでは、安定して人気を集め続けるイー・モバイルの首位は固い。イー・モバイルは4月契約者数で10万2800件の純増を記録しており、こうした増加ユーザーのほとんどが、データ通信端末を契約していると思われるからだ。
4位にランクインしたのは、発売以来順調な売れ行きを見せている「D23HW」。上り最大5.8Mbpsの通信速度が特徴の同モデルだが、6月に発売されるNTTドコモの「L-05A」も“上り最大5.7Mbps”の高速なHSUPAサービスが特徴。6月以降、この2モデルの順位争いに注目だ。
月額980円で2年間ネットが使い放題になるキャンペーンを実施したウィルコム端末は、「NS001U」が前回に引き続き7位を獲得した。しかし、「WS014IN」と「DD(WS002IN)」はトップ10圏外に落ちてしまった。キャンペーンを延長して引き続き販売の拡大を狙うウィルコムだが、再び複数機種がトップ10に姿を見せることになるのだろうか。
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