写真で解説する「P-01B」(2/2 ページ)
NTTドコモの第5世代“VIERAケータイ”「P-01B」は、ダイヤルキーにタッチパッド機能を持たせ、ノートPCライクな操作感を実現した端末だ。新型ヒンジを採用したWオープンスタイルや、約0.2秒の高速AFが可能な8Mカメラなど、夏モデル「P-07A」の特徴をブラッシュアップしている。
背面に搭載した約2インチのディスプレイは、“自分撮り”の液晶ファインダーやメールの閲覧、iチャネルのテロップ表示といったこれまでの使い方に加え、新たにワンセグが視聴できるようになった。端末を閉じた状態で側面の[TV]キーを長押しするとワンセグが起動し、サイドキーの操作で音量やチャンネルの変更が可能だ。
P-01Bでは、オープンスタイルによってダイヤルキーの表示が変わる「2WAYキー」が非搭載となった。その代わり、静電容量式のタッチパッドがダイヤルキー部に組み込まれている。ドラッグやタップの操作に対応し、上下左右キーや決定キーの替わりとして利用できる。iPhoneのように2本の指を使って画面を拡大/縮小するなどの操作はできないが、フルブラウザのポインタを、上下左右だけでなく斜めに操作できたり、指ではらう動作で写真を次々に表示したりできるのは便利だ。ダイヤル部分の下にタッチパッドのオン/オフを切り替えるキーが設けられており、機能をオンにするとキーイルミネーションが点灯する。一部のiアプリやWebサイトなど、環境によってはタッチパッドが使えない場合もあるとのことだ。
タッチパッドの感度や動きをカスタマイズすることも可能で、例えばタッチパッドの速度は高速、中速、低速の3種類から設定できる。そのほか、タップの判定感度や、画面をドラッグして指がタッチパッドの端まで行ったとき、そのまま押し続けることで画面がスクロールし続ける“自動スクロール”の設定などもできる。各項目の設定は「メニュー」→「設定/サービス」→「その他」→「タッチパッド設定」から行う。
また、プリインストールしたiアプリ「レッツタップ」では、タッチパッドを使ってタップのタイミングや“強弱”をコントロールするゲームを楽しめる。強弱の検出には、新たに搭載した加速度センサーを活用しているとのことで、説明員によれば、タップした際に生じる振動の大きさを加速度センサーで検出し、強弱を判別しているという。また、加速度センサーを搭載したことで、歩数計も新機能として加わった。
ワンセグの機能に関してはP-07Aから大きな変更はないが、今回は2つの受信アンテナのうち1つを外出しのホイップアンテナにして受信感度を安定させたとしている。15フレーム/秒のワンセグ映像を60フレーム/秒に補間する「モバイルWスピード」などの高画質技術は、継続して搭載した。
機種名 | P-01B |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約111×50×17.7ミリ(最厚部約19.4ミリ) |
重さ | 約135グラム |
連続通話時間 | 約190分(3G)/約230分(GSM) |
連続待受時間 | 約540時間(3G)/約250時間(GSM) |
アウトカメラ | 有効約810万画素CMOS |
インカメラ | 有効33万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(最大2GBバイト)/microSDHC(最大16GB) |
メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 |
サブディスプレイ | 約2インチ(427×240ピクセル)TFT液晶 |
主な機能 | ワンセグ、2in1、デコメ絵文字/デコメアニメ、オートGPS(海外非対応)、Music&Videoチャネル、ビデオクリップ、Blu-ray Discレコーダー連携、iアプリタッチ、iアプリオンライン、マイエリア、おサイフケータイ、3G+GSM国際ローミング、Bluetooth、 FOMAハイスピード(下り7.2Mbps/上り2Mbps) |
ボディカラー | マゼンタ、ブラック、ホワイト |
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