941Pの“文庫スタイル”で青空文庫を楽しむ:ふぉーんなハナシ
ソフトバンクモバイルの2009年冬・2010年春モデル発表会で「941P」を見て以来、気になっていたことがある。941Pって、横に開いて縦に持つとかっこいいのではないか、と。そこで実際に試してみた。
2月11日から販売が始まったパナソニック モバイルコミュニケーションズのケータイWi-Fi対応端末「941P」は、ヒンジの機構を改善して、フラットWオープンという、背面に分割線がないWオープンスタイルを実現した端末だ。このフラットWオープンスタイルという、横にも縦にも開ける独自のスタイルは、折りたたみケータイや回転2軸ケータイとはまた性格が異なり、独特の使い勝手を持つ。
そんな941Pのヨコオープンスタイルで、ふとあることを思いついたので実行してみた。
なんのことはない、タイトルの通り青空文庫を画面に表示して読むだけなのだが、ヨコオープンスタイルで持つと、何となく文庫本を読んでいるような、それっぽい雰囲気になるのではないか、と思ったのだ。
タテオープンスタイルで941Pを持つのと違って、何となく収まりがいい気がするのは気のせいだろうか。
ちなみに941Pで青空文庫を表示する際には、アプリ「ケータイ書籍」を利用すると読みやすい。Webサイトにアクセスして直接データを表示することもできるが、PCのWebブラウザでデータをダウンロードし、microSDに転送して読むほうが、手間はかかるが表示はきれいだ。
やり方はそれほど難しくない。青空文庫に掲載されているデータは「.txt」という拡張子が付いたテキストファイルで、そのままではケータイ書籍アプリで読み込めないため、拡張子を「.zbk」に変更する必要があるが、気を付けなくてはいけないのはその点くらいだ。拡張子の変更が済んだら、microSDの中にあるフォルダを PRIVATE → MYFOLDER → My Items の順に開き、その中のBookフォルダ(なければ自分で作成)にファイルをコピーすればいい。
データを書き込んだmicroSDを941Pに装着したら、あとはケータイ書籍アプリからブックフォルダを開き、メニューの「メモリカードへ切り替え」を選ぶと、転送したファイルが表示される。ケータイ書籍アプリでは、縦書き・横書きが選べるのはもちろん、文字のサイズや文字間隔・行間隔の変更、ルビ表示のオン/オフなどが切り替えられるので、好みの形で名作が読める。
941Pを購入した人は、ぜひ試してみてほしい。
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