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Androidスマホで放射線が測定できるセンサー「AndroBeta」
ガイヤージャパンは、Androidスマートフォンと接続する放射線センサー「AndroBeta」を発表した。専用アプリと組み合わせることで、ガンマ線とX線を測定できる。
ガイヤージャパンは、Androidスマートフォンに接続する放射線測定センサー「AndroBeta(アンドロベータ)」を発表した。メーカー希望小売価格は1万9800円。9月30日から出荷を開始する予定で、現在予約を受け付けている。
AndroBetaはレッドスター総研が設計開発した放射線センサーで、ガンマ線とX線の測定が行える。検出用センサーにはPINフォトダイオードを採用した。数値の演算処理と測定結果の表示を専用のAndroidアプリで行うことで、低コスト化を実現したという。
端末とはオーディオケーブルで接続するため、対応するAndroidスマートフォンは3.5ミリのイヤフォンジャックがある端末。表示可能な単位は、マイクロシーベルト(時間あたり)/ミリシーベルト(積算)/avg/cpm/cml/cnt。電源は単三乾電池4個で、約100時間の連続使用が行える。サイズは85(幅)×171(長さ)×32(高さ)ミリ、重さは87グラム。
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